2023.06.17

 

ボルドール Fフォークオーバーホールの続きであります。

 

 

実はかなり前から、

ボトムケースのサビ(アルミの腐食)が気になっていたのであります!

 

 

酷い、酷いわぁっ!! (← 島木譲二風)

 

せっかくのいい機会なので何とかしてやりたいのであります。

 

 

その前にまずはコイツを何とかせなアカンのですが・・・!

 

 

フォークガードの外し方がわからへん!!

 

あーでもない、こーでもないと悩んでいたのですが・・・

 

 

マイナスドライバーなどでこじったりして、

無理やりやってやればもちろん外せると思いますが・・・

 

余計なキズをつけたくないのでニッパーで無理やり切り取ってやりました!

 

 


 

さて、それではいよいよ本題に入ります!

 

 

貼ってあったSHOWAのシールをめくってやると新品当時の輝きが・・・!!

 

 

それにしても・・・

このサビ(腐食) どうしたもんやろか?

 

いろいろ観察してみました。

 

このSHOWAのシールが貼ってある部分(新車当時の状態)以外は、

ボトムケース全体がなんだか薄~く黄色がかっているように見えました。

 

クリア層が紫外線にやられて黄ばんでいるんでしょうか?

 


 

ボトムケースを磨くのは相当大変だぞぉ!ということで、

「急がば回れ」の精神でまずは事前の下準備をしてやります。

 

 

ホームセンターで2×4材の端材を150円で買ってきました。

 

コイツを適当にカットしたりして・・・

 

 

このような土台を作ってやりました。

 

 

コイツはボトムケースを載せてヤスリがけしやすいようにするヤツです。

 

握ったり、角度を変えたりして、いろいろな状態で磨くことになるので、

床に直置きでは作業がしにくいので浮かせておけるようにしたかったんですよね~

 

床に直置きではボトムケースを保持しようとして、

左手に余計な負担がかかって長時間の作業では疲れちゃいますからねー

 

 


 

それでは!

 

作業を開始する前にボトムケース(L側を参考に)を改めてじっくりと観察します。

 

 

フォークガードのすぐ下の内側です。

 

表面が荒れてちょっとザラザラした感じになっておりますが・・・

 

 

これはサビ(腐食)や経年でこうなってしまったのではなく、

新車当時からの「最初っからちょっとザラザラ仕上げ」のようです。

 

 

さらにそのすぐ下、

SHOWAのシールから下の部分も同じような仕上げになっております。

 

 

赤線で囲った部分が「最初っからちょっとザラザラ仕上げ」の部分です。

 

 

ボトムケースの先端外側です。

 

 

進行方向に対してキャリパー側(赤線で囲った部分)が、

やはり「最初っからちょっとザラザラ仕上げ」になってます。

 

 

ボトムケースの先端内側です。

 

 

赤線で囲った部分が「最初っからちょっとザラザラ仕上げ」の部分です。

 

 

要するに、

新車当時から「あまり見えない部分」は、

あえてツルツル仕上げにはなっていなかったんですね~

 

コストの関係なんでしょうかね?

 

 


 

作業方針

 

ワタクシはシロウトなので無理してすべての部分は磨かず、

この「最初っからちょっとザラザラ仕上げ」の部分はそのままでいこうと思います。

 

また、

フェンダーやフォークガードが付いて見えなくなる部分も積極的に端折ります!

 

年式的に考えても、

フロントフォークだけ「やたらキレイ」でもちょっとおかしいですしねー

 

 


 

作業開始!!

 

変化を観察するためにまずはR側だけをやります!

 

 

まずはケンマロンの120番で大まかに腐食部分をガシガシとやってやりました。

 

 

続きまして240番でガシガシ落としてやりました。

 

その後、

耐水ペーパーの400番 → 600番 → 800番 → 1000番 → 1200番の順で磨き・・・

 

 

さらに、

1500番 → 2000番で磨き、最後はピカールでゴシゴシ磨いて仕上げです!

 

 

ピカール すげえなぁ!!

 

オジサン、ちょっと驚きました。

 

 

ちょっと判りにくかったので外で比べてみました。

 

チッカチカの鏡面仕上げにはしたくないのでコレぐらいでOKだと思います!

 

 


 

ハハ~ン・・・

なるほどぉ、こんな感じなのねぇ~

 

思ってたよりそんなに大変でもないかもー

 

なーんとなく要領を得たのでこの勢いでL側にも取りかかります!

 

 

R側と同じように、

ケンマロン120番~240番で大まかに腐食部分を落としました。

 

 

耐水ペーパーの400番 → 600番 → 800番の順で磨いてこんな感じです。

 

 

1000番で磨き作業中の様子であります!

 

やることは単純明快なのですが、とにかく地味~に時間がかかるのであります!!

 

 

1000番で磨いた時点で、仕上げたつもりのL側(上のヤツ)との比較です。

 

 

1200番 → 1500番 → 2000番で磨いたのでピカールで仕上げをしてやりますよ。

 

ピカール磨きに使用するのは穴があいて履けなくなった「靴下」であります!

 

 

こちらが2000番までやっておおよそ整えた・・・つもりの状態であります。

 

 

こちらがピカールでゴシゴシやって仕上げた・・・つもりの状態であります。

 

狙ってた感じの鈍~い輝きになりましたよ。

ピカール、やっぱりすげえなぁ~!!

 

安いしエエ感じだし、そりゃぁ売れる訳だ!

 

 

ワタクシ個人としては満足いく感じに仕上がりましたよ!!

 

 

多少のアラはありますが、シロウト作業としてはまあこんなもんでしょう!

 

 

もともとは・・・

こんな悲惨な状態だったんですからぁ!!

 

ヨシ、これで終わり!

 

ワタクシ個人の感覚としては「ようやったよね!!」といった感じでございます。

 

 

地味~に続くのであります・・・