2021.10.10
部子山 能楽の里牧場を後にした我々が次に向かうのは・・・
そう!
ここまで来たのなら「巣原峠」を目指さない訳にはいかないのであります!
ここが巣原峠方面への入り口なんだそうです。
この地点から見るかぎりでは大したことなさそうでしたが・・・
入口から入ってすぐ状況は激変!
コンクリート舗装は早々に終了、すぐにススキが混じった藪だらけの道に変り果てました・・・
藪の主張がかなり激しめです。
おいおいおい、こんなの聞いてないよぉ!!
半狂乱であれよあれよと成すがままにズンズン進んでいきまして・・・
巣原峠に到着したようです!
言われなければまったくわからへんですが・・・
ここが巣原峠である確たる証拠?のお地蔵様がおられました。
ここまで走ってきた道を振り返ってみました。
走っている時は「なんじゃこりゃぁ 酷すぎるなぁ!」と思っていましたが・・・
なんてことなかったですよね、
これ以降のあの悲惨さを考えたら・・・ ね。
まあなんにせよ、
ずっと来てみたかった巣原峠に来られたので嬉しいですね~
それはそうと・・・
この周辺だけ見事に藪がないのであります!
お地蔵様がおられるので誰かが定期的に手入れに来てるんでしょうか?
巣原峠を出発してわずか5秒後・・・!!
もうこんなんですよ、どないなっとんねん・・・!
もはやここが道であるという感覚は皆無!
このほんの少し先にけんさんがいるんですがこれっぽっちも見えやしない・・・
BAJAのヘッドライトガードやスクリーン、ハンドガードで無理やり藪を押しのけて、
あーもこーもなく、
藪をなぎ倒してただただ前進あるのみ・・・!!
ワタクシ、ソロだったら絶対にこんなの無理ですよね。
全然判ってもらえそうにないですが、ココが巣原峠ではおなじみの段差であります。
元々のヘアピンカーブが崩れてできた段差だそうです。
写真では判りにくいですが右下へ降りていく感じです。
(わずかにWRのトップケースが見えています)
無事に段差を下りました。
やっぱりこの写真では全然判らへんですよね~
高低差としては1~1.5mぐらいでしょうか?
段差を下りたこの辺りは藪も少なく全然マシなのであります。
この後の一部の区間では、
相変わらずの激しめの藪に加えて路面が縦割れして段差があったりぬかるんだり・・・と。
林道を走るのがめっちゃ久しぶりのワタクシにはちょっとハードすぎました・・・
無事にR157に出ました!
林道後半のコンクリート舗装路に差し掛かった時は安堵しましたよね~
この後は「温見峠」を目指してひた走ります。
温見ストレート!
この辺りから小雨がパラパラと降ってきました。
温見峠に到着!
ここからの下りは怖かった~
偶然ですが、
WRもBAJAもタイヤはミシュランのTRACKER(トラッカー)なんですよね。
完全にウェットとなった路面では、
まったくといっていいほどグリップせず平気で普通に滑ります・・・
前方で「ツツーッ」と見事に滑るWRを見ていると怖くなってきます。
しまいにはそんな状況の中でシカやサルが急に飛び出してくるという・・・ね。
ようやく能郷のゲートまでやってきました。
薄暗さ&小雨&ウェット路面、
そしてトラッカーのNOグリップ感による緊張が強いられる走行で相当疲れてしまいました・・・
写真ではまだ明るく見えますが実際はすっかり暗闇でした。
(2016.09.16 撮影)
有名な 「危険 落ちたら死ぬ!!」 の看板はなくなっていました。
いろいろとトラブルや困難がありましたがとても楽しい1日でした~
けんさん、案内してくれてありがとうです!