BAJAで使っているGIVIのトップケース E300N2ですが・・・
紫外線の影響による色褪せがちょっと目立つようになってきました。
特にある一部分が・・・!!
まずは普通に分解できるところまでバラしてみました。
この「プッシュボタン」の激しすぎる劣化が大問題なのです!
元々は鮮やかな「レッド」だったはずなのですが、
いつの間にやら色が抜けてなんだか変な感じのピンク色になってしまいました・・・
ベースからトップケースを外す用のプッシュボタンもこんな感じに・・・
外部に露出している部分だけが見事に劣化(色褪せ、色抜け?)しております!
フタを開ける用のプッシュボタンは他の部分と一体になっており、
そのままでは何ともできないので通常では分解しない部分までバラしてみることに・・・
すべてがバラバラになりましたよ。
フタを開ける用のプッシュボタンもやはりこのように外部に露出している部分だけが・・・!!
カッサカサでまるっきり元気がありません。
なーんとかして「レッド感」が少しでも復活させられないかと・・・
ワタクシがいつも頼りにしているLAVENのプラスチック光沢復活剤です。
コイツをダッバダバに拭きつけ → 放置(滲みこんでくれへんかなと・・・) → 拭き取り
↑この地味~な作業を何度も繰り返してみたりしました。
・・・と言いますのも!
トップケースを取り外す用のプッシュボタンは補修部品があるのですが、
フタを開ける用のプッシュボタンはどこをどう探しても全然出てこないのです・・・
デイトナに問い合わせをして、
なんとか「プッシュボタンだけ出ませんか?」としつこく食い下がってみたのですが・・・
どうしてもこの「ロックセット」一式でないと補修部品としては出ないようなのです・・・
なんでやねん・・・!!
せめて「キー&シリンダー」のセットぐらいは別売りにして少しでも安くしてもらいたい!!
ワタクシはこのプッシュボタンのとこだけが欲しいのです!!
「プッシュボタン」だけ欲しいのに余計なモノ込みで3,000円も出すのはあまりにバカバカしい!
下のプッシュボタンは補修部品があるので交換はできますが、
それをやってしまうと片方はチッカチカのレッド、もう片方は色褪せまくりのピンクに・・・
それではあまりにチグハグすぎてカッコ悪くなること必至であります!!
そんなこんなで・・・
プラスチック光沢復活剤で何とかならんものかと足掻いてみたという訳でございます・・・
リフレクターは「GIVI」の白いプリントが薄れてきたので、
今回は思い切って2000番の耐水ペーパーで消してやりました。
「GIVI」の白いプリント自体は消せましたが「跡」は完全には消せませんでした。
これ以上やると擦りキズが酷くなりそうだったのでココでやめておきました・・・
こちらは以前、関ヶ原のKさんから頂戴したオリジナルステッカー3種でございます!
「rindomania」のステッカーを貼り直しでございます。
以前からこの部分に貼ってあったのですが、
今回は紫外線による劣化を防ぐためにUVカットシートを貼りつけておきました。
ロックセット部分を組立てましたよ。
2点のプッシュボタンはできる限りのことはやったつもりですが、
ほーんの少しだけ「レッド感」が復活した程度でちょっぴり残念でございます・・・
リフレクターはプラスチック用のコンパウンドで磨きましたよ。
「GIVI」のプリント跡は完全には消えなかったですがほとんど気にならない感じになりました。
肝心のトップケース本体ですが・・・
色褪せた部分をヒートガンで炙ったり・・・
林道で転倒してキズがついた部分をカッターで均したり、
シリコンスプレーをベッタベタに吹き付けて放置して拭き取るなどしておきました。
全体的な黒さとシットリ感がちょっとだけ復活しました。
リフレクターに「TABISOCO」ステッカーを貼り直しましたよ。
こちらもやはり紫外線による劣化を防ぐためにUVカットシートを貼っておきました。
パーツがすべて揃いました!
ササッと組立ててやりましたよ。
外観はまあまあエエ感じになりましたよ。
それでは最後に・・・
トップケース本体のガタつきを直してやります!!
ベースとトップケースのガタつきではなく、
トップケース本体のフタのガタつきであります!!
タイヤのブロックパターンの影響もありますが、
普通にBAJAを押して歩くだけでもめっちゃガタガタ言いやがるのです!!
パッと見では判りにくいのですが・・・
フタが重なる接触部分は、
林道などでの慢性的な激しすぎる振動でこのように相当ヤラれてしまっております!!
このような等間隔の変な感じのエグレもあります。
フタが被さる部分のこの部分が当たって削れていったんだと思われます。
新品の状態でもフタのガタつきは多少ありましたが、
長年使用しているうちにそのガタ = 隙間がどんどん大きくなってきたのです!
もはやキッチリ直すことは不可能です。
単純にフタとの隙間を埋めてやればええやんと思いまして・・・
ホームセンターで「溝ゴム」ってやつを1.5m分買ってきました。
こういう感じのヤツで1mあたり139円でした。
うまく対処できるでしょうか・・・?
まずは何の計画性もなく全周に溝ゴムを取付けてみました。
まるで最初っからこんな感じだったかのように馴染んでおります!
フタにかなりの隙間があるとはいえ、
さすがにここまでやるとフタが閉まらなくなるのでは?と思っていましたが・・・
ガーン・・・!!
やはり想像通りの結果でフタがまったく閉まらなくなってしまいました・・・
無理やり閉めてやれば閉まらないことはなかったのですが、
いざ開けようとするとロック部分が訳のわからん感じに引っかかってめっちゃ焦りました・・・
もう二度と開かないのではないかという緊張感が・・・
その後、あーでもないこーでもない・・・と、
いろいろなパターンを試してみた結果必要となる溝ゴムはこの長さ(10cm)に落ちつきました。
ボックス左右のこの位置にそれぞれ取付けてやることにしました。
瞬間接着剤で接着しておきました。
なんだかとってもショボくて地味~であります・・・
当初の計画とはまったく違うビジュアルとなってしまいましたが、
見た目よりも「ガタつき」を抑えこむことが目的だったのでこれでヨシとしておきます・・・
溝ゴムは139円/mだったので実質的にはたったの28円でガタつきが直りました。
ちょっとだけ開け閉めがやりにくくなりましたが問題ナシです!
最後にベースですが・・・
トップケースのフタにあれだけのガタつきがあったことを考えると、
ベースとトップケースの間でもそれなりの不具合が起きていてもおかしくないのですが・・・
不思議なことにガタつきはほとんどありません!
それでも!
やはりそれなりにヤラれております!
トップケースのツメ?がハマる部分はこのように3ヶ所、変な感じにエグれております。
右側も同様にエグれております。
3ヶ所の変なエグレはトップケースのツメの跡ですね。
ベースにはこのトップケースのツメ?が常に押さえつけられているので、
林道などで慢性的に繰り返される激しい振動により「削れ」が発生しているようです。
今後ガタつきが酷くなった場合はスポンジ付きテープでも貼ってやればOKでしょう。
まったく余談ですが・・・
2014.05.18 奥美濃林道にて
この頃はまだアイリスオーヤマのRVボックスを使っていました。
角型で無骨な感じが気に入っていましたが、
やはりコイツもフタのガタつきが悲惨な状況に陥りました・・・
正確な記録がないのですが・・・
おそらくこのちょっと後にアイリスのRVボックスからGIVIに変更したのだと思われます。
GIVIのトップケースは約6年の使用期間ということになりますね。
まだまだ頑張ってもらいましょう。
「TABISOCO」ステッカー、やっぱりエエ感じですわぁ・・・
ワタクシが持ち合わせていない「センスの塊」ってヤツですわ・・・