2018.08.17
 
本日は相方と久しぶりのツーリングです。
 
今回はR152沿いの「ええ感じのところ」を一気に行ってみようということで。
 
イメージ 1
 
5:30に道の駅 瀬戸しなのに集合。
 
先日(15日)ボルドールで600km走ったばかりなので本日はBAJAで出動です!
 
R363~K33(瑞浪上矢作線)~R418で一気に東へ向かいます。
 
今朝はずいぶんと涼しいといいますか・・・寒い!!
 
イメージ 3
 
すっかり体が冷えてしまったのでここで少し休憩を。
 
イメージ 2
 
それにしてもええ天気です!
 
この後も再びR418をひたすら東へ。
 
R418からR152に入り上島トンネルを超えたすぐ先を左へ。
 
よくもまあ、こんなところに! と感心しながら、
民家の間を縫うようなクネクネの坂道を上っていくと・・・
 
イメージ 4
 
下栗の里に到着です!
 
ここにはどえらい声の通る案内係のオジサンがいました。
 
我々が見たい「あの風景」はどこで見えるのか?と質問すると、
この先の道を5分登ってそこから山道へ入り15分歩くと展望ポイントがあるという。
 
あらまぁ、15分も歩くんですかい?
 
今日はBAJAなのでオフブーツですやん・・・
 
イメージ 36
 
こんな感じの山道を歩いていきます。
まあ、思ってたよりは大した山道ではなかったのでよかったです。
 
そして!
 
イメージ 37
 
そうそう、これこれ!!
 
ワタクシはこれまでずっとこの眺めが「下栗の里」だと思っていましたが、
本当のところは「天空の里」というらしいです。
 
イメージ 39
 
あのクネクネの坂道を上ってきたんですねぇ。
 
イメージ 38
 
こんな感じの展望台が設けられていました。
 
イメージ 5
 
それにしてもあの案内係のオジサンの声はよく通る!
どこにいても何を話しているのか完璧に聞き取れますね・・・
 
さて、
続きましてはここから少し北上するだけの「しらびそ峠」へ向かいました。
 
下栗の里から13~14kmほど走っていき、
しらびそ高原にある「ハイランドしらびそ」が見えたと思ったら・・・
 
この先全面通行止の看板が・・・!
 
なんてことだ・・・!
心の中では「もっとはよ言わんかい!」てなもんです。
 
イメージ 6
 
なんで「下栗の里」の地点で教えてくれないのか?
不親切極まりないですよね・・・!
 
ワタクシ、
しらびそ峠へは北側から蛇洞林道経由でしか来たことがありません。
 
なんだか諦めきれないのでBAJAで偵察に向かうことにしました。
 
イメージ 7
やややっ!!
このすぐ右手が「しらびそ峠」になりますが確かに通行止めになっております。
 
イメージ 8
 
全面通行止とは!!
 
BAJAなら問題なく入っていけますがVストロームにそんなことはさせられません!
 
イメージ 9
 
せっかくここまで来たので・・・
 
しらびそ峠の案内板をこんなにアップで適当に撮影しました。
なぜならば・・・
 
イメージ 11
 
こーんな残念な状態になっていたからです・・・
 
先ほどの「ハイランドしらびそ」の地点にも、
消防団の車両や警察車両が停まっておりしきりに無線で連絡を取り合っていました。
 
遭難者の捜索でもしていたのでしょうか・・・?
 
イメージ 10
 
いつも閉鎖されている林道入口です。
 
前に来た時にはこんな案内板はなかったような気がします。
 
イメージ 13
 
先ほどの地点まで戻り相方に「しらびそ峠までは行けるよ」と報告。
 
でもまあ、しらびそ峠は何度も行ってますし、
なんだったらここからの眺めの方がええ感じがしましたので・・・
 
イメージ 12
 
念のために相方が、
消防団?のオジサンに「この先は絶対に抜けられないのか?」を確認。
 
蛇洞林道からここへ向かう入口にゲートがありカギがかけられているとのこと。
 
どうしようもないのでここは素直に撤退、
再び下栗の里経由でR152まで出ることになりますが・・・
どえらい戻らなアカンですやん。
 
イメージ 15
 
なんだかよく判りませんがクレーターがどうとかの案内板がありました。
 
この案内板のところを入っていくと・・・
 
イメージ 14
 
だだっ広い砂利の広場がありましたがここからの眺めもなかなかのもんです!
 
R152から蛇洞林道に入り問題のゲートの確認に向かいました。
 
イメージ 18
 
大鹿村方面としらびそ峠方面との分岐地点に到着です。
 
イメージ 17
 
しらびそ峠方面には1台のクルマが停まっておりました。
 
消防団関係のクルマなのでしょうか?
 
イメージ 19
 
クルマのすぐ後ろにゲートがあり確かに「全面通行止」となっていました。
 
イメージ 20
 
ゲートにはしっかりカギもかけられていましたが、
ワタクシ、そもそもここにゲートがあったことすら知りませんでした。
 
あのクルマの後ろには1人のオジサンがうずくまっていました。
 
どうかしたのか?と心配になりましたが、
よ~く見ると2~3台のラジコンカーをいじくっていました・・・
 
こんなところでどうして・・・?
 
イメージ 16
 
ようやく納得できたので大鹿村方面へ向かいます。
 
R152~地蔵峠を通過して「塩の里」周辺から山道に入ります。
 
結構な距離を走って・・・
 
イメージ 42
 
ここが「天空の池」への入口なんですね!
 
最初はコンクリート舗装の路面でしたが・・・
 
イメージ 21
 
すぐにダート路面に変わりました。
 
この感じならVストロームでも大丈夫かなと思っていたのですが・・・
 
イメージ 41
 
この「洗い越し」を超えた辺りからVストロームには辛すぎる路面状態が・・・!
 
さんざん頑張ったのですが・・・
 
イメージ 22
 
後ろから見ていてもあまりに苦戦しているのでここで緊急停車。
 
トラクションコントロールにもやはり限界があるようです・・・
 
イメージ 23
 
BAJAでこの先を確認してきましたが、
天空の池はまだまだ先、ワタクシの判断によりVストロームはここまで!!
 
上りは大丈夫だったとしても下りは危険すぎます。
これ以上無理はさせられません。
 
イメージ 40
 
ここまで頑張りました!
 
あと1kmちょっとなんですけどねぇ!
 
偵察を終えて先ほどの地点まで戻り「やめといた方がいい」と伝えると、
相方はちょっと安堵したように「先に行ってて、歩いて上るから」と・・・
 
イメージ 25
 
必死に歩いて上ってくる相方でございます・・・
 
先ほどの難所?的な部分を超えるとこれまたええ感じの路面状況になりました。
 
イメージ 24
 
この程度ならばVストロームでもまったく問題ありませんが・・・
 
この先からもまた「ちょいガレ」の状況が続いていました。
 
標高もあるので涼しいといえば涼しいですが、
真昼間の炎天下の中、相方に1kmもの砂利道を上らせる訳にもいきません。
 
ここからはBAJAで「2ケツ」でこのダートを上ってみようと!
 
ダートでの2ケツは初めて、しかもガレ場の上り!
 
おお! 上る上る!!
 
相方の身長は180cm、体重約70kgほど。
かなり無理がありますがBAJAはグイグイと力強く上っていきました。
 
我が愛しのBAJAよ、頼もしいぞ!!
相方もすっかり関心しておりました。
 
そして!
 
イメージ 43
天空の池 到着です!!
 
イメージ 46
イメージ 47
イメージ 44
天空の池、BAJA、中央アルプス!!
 
イメージ 45
イメージ 26
 
いやあ、ええですねぇ。
 
イメージ 48
イメージ 27
 
あの先も気になるなぁ・・・
 
あまりの絶景にワタクシは何十枚写真を撮ったでしょうか?
 
キリがないのでいい加減下山することに。
 
イメージ 28
 
ダートを下りていきます。
 
イメージ 29
 
相方は先に歩いてこの斜面をショートカットして下っていきました。
 
イメージ 30
 
先ほどの緊急停車地点まで戻ってきました。
 
何気に飛行機雲がええ感じです。
 
念のために「やれることはやっておこう」ということで、
ここでVストロームのタイヤのエアーを少し抜くことにしました。
 
イメージ 31
 
Vストロームがゆっくりと慎重にダートを下っていっております!
 
イメージ 32
 
何とか「天空の池」への入口まで戻ってきました。
 
ここからは北側からまわってR152に出ようと思っていましたが・・・
 
イメージ 33
 
なんと!
この先も通行止めになってました!
(当然、天空の池へ向かう際に判っていましたが・・・
 
なんなんだ今日は!
 
また来た道を戻るのかい?
まったく、果てしないなぁ・・・
 
R152に出る前の平地でVストロームのエアーを入れ直しますが、
どういう訳か相方のシガーソケットが使えずBAJAのシガーソケットでやりました。
 
コンプレッサーは無事に作動しますが「指定圧」ちょい前ぐらいで突如作動停止!
 
どうやらヒューズが切れてしまったようです。
(この事件が後ほどワタクシを苦しめることになるのです・・・)
 

 
すっかりお昼ごはんのタイミングを逃してしまいました。
 
ワタクシのゴリ押しで晩ごはんは駒ヶ根で「ソースかつ丼」を食べようと!
 
R152~K59~K224~K15~伊那中部広域農道で駒ヶ根を目指します。
 
お店の候補は4店ありましたが、
あの店もこの店も満員だったりお休みだったりと
うまくいかず結局はベタ中のベタの「明治亭 駒ヶ根本店」へ戻ってきました。
 
イメージ 35
 
時間は18:30ごろ
 
ここも満員でしたがもう黙って待つことにしました。
 
あれは明治亭のクッキングカーでしょうか?
 
イメージ 34
 
エビロースかつ丼(1,940円)
 
ようやく「ごはん」にありつけました・・・
 

 
時間は20:40
 
お食事も終りしばらく世間話をしたら相方とはここでお別れです。
 
相方は明日仕事とのことで高速で一気に帰る、
ワタクシはBAJAで高速を走るのは辛いですし高速代がもったいないので一般道で。
 
この時点でのワタクシの状況は・・・
 
ナビ:不具合により作動せず
地図:不携帯
電源:Vストロームのエアー供給の際にヒューズ切れ
装備:メッシュジャケット&夏用インナーのみ
スマホ:バッテリー残りわずか(23%)
 
通常はシガーソケットからナビへ電源供給、
スマホのバッテリーがなくなれば同じくシガーソケットから充電していましたが、
今回はその頼みのシガーソケットが不具合・・・
 
そしてすでに寒い!!
 
最悪の場合のためにスマホのバッテリーは温存しようと電源OFF、
駒ヶ根IC付近から「うる覚え」の状態でK15(飯島飯田線)を南下していきますが、
なぜだか知らないうちに逸れてしまったようで突然「ドンつき」の地点に・・・
 
そこからはさらに「適当な感覚」のみで飯田方面へ向かいますが、
なんにせよ現在位置が判っていないのでやみくもに走りまわるのみです・・・
 
ようやく飯田市内に入った頃、ふと思い出しました!
モバイルバッテリーがあるやん!!
 
ナビは不具合で使えないのでスマホのカーナビを起動!!
 
ハンドルまわりには画面を出したまま固定ができないので、
ハンドルポーチに入れたまま走っては止まって確認というのを繰り返して・・・
 
R153に入ってからは気温はさらに下がり気づけば12℃!
 
その後は、
R153~試練のR418(真っ暗闇の中のクネクネ道)を走りますが、
BAJAのLED 36W×2灯のヘッドライトは頼もしいかぎりでした!
 
なんやかんやでいろいろと大変でしたが23:40に無事に帰着しました。
 
後半はほぼアドベンチャー的な試練の旅となりましたが楽しかったです!