少し前からフロントブレーキに「若干の違和感」を感じていました。
 
「なんか違う!」てな感じで。
 
イメージ 1
 
ブレーキング時のタッチが毎回微妙に違うと言いますか、
レバーの握り加減に対してブレーキの効きはじめるポイントが違うような気が!
 
レバーの握り込みに比例?して「ジワ~ッ」と効いてほしいところですが、
ごく稀にブレーキレバーの握り始めが固く感じて「あれっ?」と焦りはじめて
その直後に急に効きはじめるといいますか・・・
 
うちのボルドールは2007年式、今年で10年選手です。
 
せっかくのいい機会なのでFブレーキ一式のオーバーホールをやろうと思います!
(もっと早くやれよ・・・)
 
イメージ 2
 
まずはキャリパーのブリーダースクリューを緩め、
ブレーキレバーを握りまくってできる限りのフルードを抜きます。
 
イメージ 3
 
パッドスプリング、ハンガーピンを抜きブレーキパッドを外します。
 
バンジョーボルトを緩めてブレーキホースを外します。
 
随時写真を撮りたいのですが手が汚れるのでなかなか・・・
 
イメージ 4
 
左右のキャリパーが外れました。
 
ブレーキホースの先端はフルード漏れを防ぐためビニール袋でカバーしてあります。
 
イメージ 5
 
取り外したキャリパーです。
 
今回はオーバーホールなので、
左右それぞれ4ヶ所のトルクスのボルトを外してキャリパーを割ります。
 
キャリパーを割ることに関してはいろいろ意見があるようですが、
せっかくのオーバーホールなのでやってみようかと。
 
イメージ 6
 
キャリパーを割りました。
ブリーダースクリュー、キャップ、ジョイントシールも外しました。
 
日頃隠れて見えない部分とはいえ、
恐ろしく汚ったないなぁ・・・!!
 
イメージ 7
 
ピストンはどれでも同じだとは思いますが、
一応元々入っていた場所に戻す方が賢明だと思うので「記号」をつけておきます。
 
この場合は左側(L)のキャリパーでそれぞれのピストンの場所を示しています。
 
同じように右側もバラしてピストンに記号をつけておきます。
 
キャリパーのピストンはコンプレッサーのエアーで押し出して取り外しました。
ピストンプライヤーは持っていないので・・・
 
ここまでで一旦作業は一区切りです。
 

 
続いて外した全パーツの洗浄と修正(磨き?)を行います。
 
イメージ 8
 
バケツのお湯に台所洗剤を溶かして各パーツをしばらくつけ込んだ後、
歯ブラシとワイヤーブラシで頑張りましたが汚れは落としきれませんでした。
 
あまり無理に擦るとアルマイト処理が剥がれてしまいそうで怖いです。
 
イメージ 9
 
ピストンも洗浄して表面を3000番の耐水ペーパーで優しく?均しておきました。
 
イメージ 10
 
外したシールを点検しましたがどれも特に不具合はないように感じました。
 
オーバーホールなので交換しますがなんだかもったいないなぁ・・・
 
こんなゴムの輪っか?みたいなパーツ代だけで3,712円もします!
 
いくら8セット分とはいえ、
高すぎるぞ、純正部品!!
 
イメージ 11
 
ブレーキパッド、ハンガーピン、パッドスプリング、各ボルト類の洗浄も終了です。
 
洗浄後の全パーツはエアーで水分を飛ばしておきましたが、
内部に残ったほんの少しの水分でも重大な事故につながる可能性があるため、
念のためにしばらく放置して完全乾燥させます。
 
以上でキャリパー側のバラシ~全パーツの洗浄は終了です。
 
続いてマスターシリンダー側です。