2017.03.30
今日はボルドールで四日市へ行ってきました。
目的地はおなじみ「大遠会館まぐろレストラン」
久しぶりに腹いっぱい「まぐろ」が食べたくて!
でも、
四日市まで行って「まぐろ」だけではつまらないので、
何か他にも目的地が欲しいなと思い「四日市周辺」で探していると、
偶然「おお、これはっ!!」と思える代物を発見してしまいました。
それがここ!!

四日市港線 末広橋梁です。
国内唯一の現役の「可動鉄道橋」なんだそうです。
私は橋マニアでも鉄道マニアでもないので、
ただなんとなく「こういうの好き!」程度なんですが・・・
でも「橋が動く → しかも貨物線が走る → さらに国内唯一」です!
これはすごい!

線路の端っこが見えます。

反対側の線路の端っこも見えます。
まわりにはごついカメラを持ったマニア?の方が約10名ほどいました。
情報では1日に5往復ほどするらしいです。
平日は橋は上がったままの状態で貨物列車が通る時だけ降りる、
休日は降りたままで船舶が通る時だけ上がるそうです。
そのため休日は橋がいつ上がるのか時間が読めないので見学が大変そうです。
12:30すぎ、係員のおじさんがやってきました。
おじさんが操作小屋?に入るとすぐに周辺にブザーの音が鳴り響きました。
いよいよです!
はじめて動画をアップしてみました。

だいたい2分弱で橋が完全に降りました。

操作小屋の近くに案内板がありました。

国指定重要文化財〈建造物 近代化遺産〉だそうです。

高いところに銘板がありました。

可動橋設計製作 山本工務所 昭和6年12月架設? ( ← しっかり読めない・・・)
時間は予定通りの12:50
遠くから機関車の汽笛が聞こえてきました。

貨物列車が橋の向こう側へ通過していきます。
この時も動画を撮ったんですが、
iPhoneの容量が足らなかったので一度消去して「復路」に期待することにしました。
橋の向こう側からこちらへ機関車が向かってくる動画の方がいいかなと思いまして。

なんかいい雰囲気ですね。

しばらく静寂な時間が流れます。
橋の向こう側では貨車の入れ替え作業が行われていました。

やがて機関車が空の貨車を引いて戻って来ました。
iPhoneの容量により中途半端に動画が終わってしまいました・・・

あらら・・・?

機関車は橋を通過した後なぜかしばらくここで停止してました。
信号の指示でしょうか?

こんな近くで動いている貨車を見るのは初めてです。

貨物列車が走り去っていきました。
この後、再び先ほどの係員のおじさんがやって来て操作小屋へ。

間もなく橋が上がり始めました。

おお~っ!!

橋が完全に上がって私がここへ来た時と同じ状態になりました。

ちなみにすぐ西側にあるこの橋も可動式の橋で「臨港橋」といいます。

船舶用の信号でしょうか?
残念ながらこの日は橋が上がる状態を見られませんでした。

臨港橋まで来てみました。
踏切のようになっており橋が上がる時に遮断機が降りるんでしょうね。

臨港橋の管理棟です。

実際の橋の上がり方ですが、
この境い目を支点にして可動する部分が上がるのではなく下がる感じのようです。

臨港橋の上から見る末広橋梁です。
可動橋の上から可動橋を見てるってすごいですね。

帰り際に反対側からも見てみました。
いやあ、いいものを見せていただきました。
わざわざ来てよかったです!