今回は一般的には「しょーもないこと」をかなり長めに書きます。
 
あくまで私個人のこだわり・・・というより「執念」の記録です。
 

 
ツーリング中にいい景色に出会ったり気になるものを見つけることがあります。
 
思わず写真を撮りたいと思いますよね?
 
それが、
サイドスタンドを出して止めるほどでもなく、
バイクから降りて歩いて近づくまででもなく、
あくまで「バイクに跨ったまま」の状態で撮影したい場合どうされていますか?
 
私はこの問題にずっと悩まされてきました。
 
そんなの跨ったままカメラかスマホで撮ればええだけのことやん
 
そんな声も聞こえてきそうですが、
個人的には意外とそれが現実的ではないんですよね。
 
iPhoneを考えてみる
 
iPhone6を持つようになってからは、
その便利さに惹かれてしばらくの間デジカメの出番はなくなっていました。
 
しかし、しばらく使ってみた結果・・・
 
・カメラモードのままではバッテリーの減りがハンパない
・そもそもズームの倍率が低く撮りたいものが撮れない
・スマホ対応のグローブでも親指と人差し指でズームをさせようとすると、
 モードが勝手に「ビデオ、スクエア」に切り替わってしまうことが多い。
 さらにいえばその状態から「写真」モードに戻しにくい。
 
などと案外と不便なことに気づきました。
 
イメージ 1
 
iPhoneを横画面にして撮影する場合、
親指と人差し指でズーム(倍率を上げたい)させると思いますが、
その際になぜか「ビデオ」や「スクエア」に勝手に変わってしまうことが多い!!
 
非常に不愉快なうえにそこから「写真」モードへ戻しにくい!
 
結局はグローブを外して元に戻すという・・・
 

 
私は「少し昔の人間」なので、
1つのモノにいろいろな機能を兼ね備えているものに便利さを感じつつも、
少しだけ抵抗もあり機能的に「それ専用」のモノの方が安心感があるんですよね。
 
例えばiPhoneでナビをさせながら音楽を聴こうとは思わないのです。
 
「案内はナビに、音楽はプレーヤーにそれぞれ任せようではないか!」と。
 
なので少なくともツーリング中で走行中は、
iPhoneは「電話とメールやLINEの受信用」という専門職でいてほしいです。
 
いざという時にバッテリーが少なくなってしまっていては、
本来の「電話」としての利用目的として本末転倒ですからね・・・
 
さらに言えば、
iPhoneが壊れたら一気に何もできなくなることになりますから・・・
 

 
ここまでダラダラと書きましたが、
結局は何をしたいのかと言うとツーリング中の写真撮影は、
やはり専門職の「デジカメ」に任せようということです。
 
デジカメの取扱い方法を考えてみる
 
まず、私は性格的にデジカメを裸のままでは扱えないという欠点があります。
保管や移動の際はケースに入れておきたいのです。
 
よくストラップで首からぶら下げている人を見かけますが、
ケースを併用した状態ならまだ理解できますが「裸のまま」では私にはできません。
 
なんだったらデジカメに限らず、
スマホ、カギなどをまとめてストラップでぶら下げている人も見かけます。
 
スマホとカギなんてガチャガチャしてスマホの塗装や画面にキズがつくやん
 
などと私は思ってしまうのですが、
気にならない人にとっては本当に気にならないんですよね・・・
 
そんな面倒くさい私なので、
「裸のままストラップで首からぶら下げて」走れるほどの勇気は持てません。
 
意味もなくキズがつくことに抵抗があるからです。
 
事前に対処しておけばムダなキズがつくこともない、
もしくは最小限のキズで済むはずなのにそれをしないのはどうか?と。
(これは人それぞれのモノに対する価値観の違いであってあくまでも個人の意見です)
 

 
ところで、
実際にバイクで走る時のことを考えると、
「首からぶら下げておける長さ」と「実際に撮影する時の長さ」は違いませんか?
 
首からぶら下げる時のストラップの長さを考えてみる
 
走ることを前提とした場合、
ストラップはできる限り短く、もしくはブラブラしないようにジャケットのポケットに入る程度の長さに調整したいですよね。
 
撮影することを前提とした場合、
両手を伸ばしてデジカメの画面を見ながら撮影したいので長くなりますよね。
 
ストラップが長ければブラブラしてタンクなどに当たってお互いにキズがつく、
かといって短ければ撮影がしにくい・・・と
 
バランスが非常に難しい・・・
 
それならストラップはやめてパンツのベルトにカメラケースを取り付けたら?
 
これはこれでパンツのベルト部分は通常ジャケットで隠れています。
カメラケースがジャケットに引っかかるなどで出し入れがしにくいです。
それに見た目的にもイヤです。
 
ウエストバッグにカメラを入れたら?
 
そもそもウエストバッグをつけたくないです。
仮にウエストバッグに入れるとしても性格上カメラを裸では入れられません。
それにバッグ自体のジッパーの開け閉めも面倒です。
 
ジャケットのポケットにカメラを入れておけば
 
ポケットの中とはいえ裸のままで入れることはしたくありません。
 
かといって、
ジャケットのポケットに「ケースに入れたデジカメ」を入れるのもどうかと・・・
 
自分で書いててイヤになりますが面倒くさい性格だなぁ・・・
 

 
さてこのデジカメ収納問題をどうクリアするか?
 
いろいろ考えた結果、どうやらストラップを使う方向性ではないようです。
 
ストラップは使えない、ウエストバッグもダメ、カメラを裸のままでは扱えない。
 
行きついた結論は、
デジカメのケース自体を
バイクのどこかに取付けてしまえば
いいのでは?
 
ここしばらくの数回のツーリング中にいろいろな想定をしました。
 
方向性は決まったのでさらに深く考えてみました。
 
タンクバッグにカメラケースを取り付けられないか?
 
ボルドールでは小さめのタンクバッグを使っています。
小さいが故にカメラケースをつけると異様に目立つしカッコよくない。
位置としてはベストですが少々スマートさに欠けるなぁと。
 
アッパーカウルのサイドポケット上にカメラケースを取り付けられないか?
 
ボルドールのアッパーカウルには左右にサイドポケットがあります。
そのポケットのふたの上にカメラケースをつけたらと思いましたが、
ステアリングが邪魔してスムーズにカメラの出し入れができなさそうです。
これもやはりスマートさに欠けるなぁと。
 
イメージ 2
 
アッパーカウル サイドポケット右側
 
イメージ 3
パーカウル サイドポケット左側(キー付き)
それぞれ手を潜り込ませるような感じになるので使いづらそうです。
 
カメラケース設置方向、カメラの収納は縦向きなのか横向きなのか?
 
これは非常に重要で、
バイクは曲がる時に車体が傾きますからカメラケースの設置位置(向き)、
それを踏まえたうえでのデジカメの収納の向きを考えなければなりません。
カメラを落としてしまう恐れがあるからです。
 
デジカメそのもののカメラケースへの収納が縦向きなのか横向きなのかで
バイクへの設置方法も変わってきますし位置も限定されてきます。
 
ああ、面倒くさい・・・!
 
ボルドールに跨りあれやこれやとさらに考えました。
 
そして悩んだ末に目をつけたのが「Fブレーキのマスターシリンダー」です!
 
イメージ 4
 
あくまで予想ですが「ええ感じ」になりそうです!
 
次回は「デジカメ収納 準備編」です。