先日、
大イベントで長距離ダートを走るために交換したミシュラン CROSS AC10。
 
まあ恐ろしい・・・!
 
恐ろしかった!!
 
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約400km(約130kmのダート込み)を走ったミシュラン CROSS AC10 (リア)
 

 
XR BAJAの場合、
純正設定のD605の指定空気圧が前後とも1.5kgf/cm2
交換したAC10とサイズもほぼ同じなので、何の疑いもなく同じだけ入れました。
 
これが良かったのか悪かったのか・・・?
 

 
高速道路では?
 
80km/hを超えた途端、フロント側がフラフラ暴れる!!
 
まったくと言っていいほど接地感がない!
 
バイクに乗っててこんな怖い思いをしたのは初めてです。
 
路面のわずかな段差、縦溝?みたいなのが恐ろしい!
 
しかも、そのフラフラがいつまでたっても全然収まらない。
 
60km/hぐらいまでスピードを落とすとやっとそれが収まるといった感じです。
 
小牧東ICから中津川ICまでのわずか50km、本当に死ぬかと思いました。
 
 

 
一般道では?
 
中津川ICから集合場所までR19を北上(だいたい60km)
 
これはこれでまったく安心感のない感触でして・・・
 
途中でいろいろ考えました。
 
・トップケースの荷物が満載でいつもよりリア寄りの荷重になっている
・だからフロントの接地感がないのでは?
 
荷物はなんともならないので、
シートの座り方を変えたり、リアサスの調整などをしてみました。
 
さらにはフロント側のみ1.2kgf/cm2まで下げてみたり・・・
 
でも、全然変わらない!
 
AC10に変えたことを完全に後悔しながら集合場所に辿り着きました・・・
 
もう、林道に入る前までに十分疲れてしまいました・・・
 
 

 
林道では?
 
実際に林道に入る前に前後とも1.0kgf/cm2まで下げました。
 
ここからは本領発揮の林道だし空気圧もさらに下げたし・・・
「いざ!」と、期待して走り始めてみれば、なんてことない「滑る、滑る・・・」
 
あれ・・・?
 
評判で聞くような、
「ダートでの絶大なグリップ、絶対の安心感」などとは程遠い感覚です。
 
怖い怖い・・・
 
正直言ってブロックのすり減ったD605の方が全然走りやすいと思いました。
 
実際に今までD605で林道で空気圧を下げたことは一度もないです。
 
もちろん私の腕のなさは認めますが、これほどまで走れないとは・・・
 
 

 
帰りの一般道では?
 
やっとの思いで林道からは無事に脱出成功。
 
そしてその帰り。
 
林道を出て一般道を走りますが「あれ・・・? 全然普通に走れる」
 
ほぼ1日、林道での不安定な走りからフラットな一般道になったので、
そう感じるだけなのかな?とも思いましたが、明らかに安定感が違う・・・
 
「そうだ、空気圧を戻してない」
 
前後とも1.0kgf/cm2のままでした。
 

 
帰りの高速では?
 
R19からそのまま中津川ICから中央道へ。
 
ですから空気圧はそのままです。
 
行きであれほど恐ろしい思いをしたフラフラ感は全然ありません。
 
80km/hが限界だった速度も100km/hまでは特に問題なし。
 
100km/hを超えるとちょっとフラフラ感が出てくる感じでした。
 
まあ、もともとBAJAは100km/hぐらいの巡航が精一杯でした。
(ほんとは120~130km/hぐらい出るんですが、うるさいし壊れそうで・・・)
 

 
CROSS AC10 素人レベルでの総評?
 
空気圧ですが、
一般道や高速道路ではなんとなく0.8~1.0kgf/cm2ぐらいがいいのでは・・・?
 
まだ雨の日に走っていないので不安要素は多分にありますが・・・
 
肝心の林道ではどうなんでしょうか?
 
もっと下げられるんでしょうか?
 
林道へいく度にいろいろ変えてみて適正値を探ってみたいと思います。
 
オフ車としての見た目は確実にカッコよくなったので、
すり減るまでは履き続けようかと思っています。
 
空気圧の考え方とか何か間違ってましたら教えてください・・・
 
少なくとも1.5kgf/cm2に戻そうとはとても思えません・・・
 
絶対に!!
 
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ブロックの角っこが若干丸くなっています。
 
3,000kmぐらいは持ちますかね・・・?