ちょっと話は戻りますが、今回、日本で体験型ワークショップを実施しました。より現地の雰囲気や活動を理解してもらうために、以前からやってみたかったのですが、機会をのがしており、というか勇気がなく、実現にいたっておりませんでした。そして、つい先日、初の試みとなりました。


内容は、現地で行われた水管理委員会情報共有ワークショップというのがあるのですが、その中から管理がうまくいっていない村を2ヶ村選び、参加者の日本人の方々に、その村の村人になりきっていただき、課題の抽出と解決方法までを話し合ってもらうワークショップです。


まず、映像で現地がどんなところか、現地で使われている井戸はどんなものか、井戸をどのように管理しているのかなどお見せして、現地のイメージをフルにわかせていただきます。村のプロフィールを日本人の参加者に読み込んでもらいます。そして、みなさんの話し合いがスタート。


ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記


結果から言うと、みなさんの話し合いからでてきた解決策は、村人たちが見つけた解決策とほぼ同じでした。事情が村ごとにそれぞれが異なること、また話し合いをすすめるに従って、難しさもどんどん見つかって、話し合いは盛り上がっていました。


ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記


初の試みのわりには、最後、うまくまとまったような気しますが、今回、2グループのみだったので私も対応が可能でした。が、これが、もっと多い参加者となると、話し合いは更にエキサイティングなものとなると思うのですが、ファシリテートが追いつかなくなる気がしました。更にプログラムを練って、次回につなげたいですね。


遅ればせながら、参加者のみなさん、当日サポートしてくれた東京事務所のスタッフのみなさん、どうもありがとうございました。私にとってもとてもいい経験になりました。