
能管 漆麻紐巻 丸一管 本管完成
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X 線透過撮影による能管・龍笛の構造解明
鎌倉時代に製作された龍笛の構造(広島県福山市安国寺 阿弥陀三尊像胎内納入横笛)
広島県福山市の安国寺は、文永 10 年(1273)に創建された禅宗の寺院ですが、本尊の阿弥陀像の
胎内に、横笛が納められていました。本尊の造立が文永 11 年で、それ以降昭和になるまでいちども
胎内を開けた形跡がありませんから、横笛は鎌倉時代に製作されたことになります。この笛の工法は
現在の龍笛とは少し異なっていましたが、X 線撮影をした結果、さらに竹の節を残していることがわ
かりました。竹に歌口と指孔を開けて、麻糸を巻いただけのシンプルな構造だったのです。節を抜か
ない工法は、正倉院のほかには寂光院の地蔵菩薩像の胎内に納入されていた笛で確認されているだけ
です。寂光院の地蔵菩薩像も鎌倉時代の造立です。龍笛の工法にも、さまざまな段階があったことが
わかってきました。 」

担当 無形文化遺産部・高桑いづみ
協力 田中敏長(横笛製作)
写真撮影 野久保昌良
X 線撮影 保存修復科学センター 犬塚将英
東京農工大学 松島朝秀
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↑に刺激を受けて、こさえました。
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