山ではほとんど見られませんが、庭木としてすごくポピュラーな「イチイ(一位)」の木に、たくさんの赤い実が付いています。
これは、庭木として仕立てられているイチイの木です。今年はたくさんの実が付いています。
これは、まだ庭木として形を作る前の若木ですが、赤い実がびっしりです。
青森地方では、この木を「オンコ」と呼んでいます。これまで、会話の中にオンコの木が出てきて、木そのものは知っていましたが、実がこんなにたくさんなっていることを知りませんでした。
赤くて丸い実は、遠目でも見えますが、近寄ってみるとよけいかわいいです。
「イチイ(一位)」という名前は、昔、貴族が手に持つ「しゃく(笏)」をこの木から作り、朝廷から「一位」の位(くらい)を頂いたことからによるということです。