他人の目を気にする傾向というのは、世界どの民族にもあ
るのだろうが、日本人は一際強い感じがします。
日本社会にはそれが濃くあるために生きづらい社会になっ
ていると特に若い頃に強く感じまして、初めての海外旅行
をアメリカへの単独1人旅にしてみました。
そこはまさに自由な国でした。
日本人みたいに他人の目を気にしすぎるムードはなく、自
分は自分としてちゃんと居ることができるという感じ、日
本社会とはまったく違うと感じました。
一月半、ヒッチハイクで西海岸やカナダを中心に回ってき
て、まだしばらくこの国で生活してみたいと感じましたが、
日本に戻ってくると、人間関係の面倒臭さはあるものの、
この国はこの国で、また良さもあるなと感じることができ
ました。
物事はどんなことでも良き悪きはつきものと、私の母もよ
く云っていましたが、正にそういうものだと思います。
人間関係に気を遣うことにエネルギーを使うのもまた、社
会的集団性が強いこの国の国民の特徴として、それは治安
の良さということに役だっていたりする面もあるわけで、
面倒臭いと思うよりも、これはこれで1つの文化だと考え
て、その文化を楽しんで行こうという発想への転換を図る
こともまた大事なのかなと思った次第です。
日本で生活している以上は、日本の面倒臭さもまた味わい
愉しんで参りましょう。
今日も良い一日を。