じゃなくて「真夏のSounds good!」。


コレあまり語られないけど秋元&井上コンビ久々のヒットじゃね!? SKEの新曲(「片ファイ」)が井上氏だってきいたときかな~り期待したんだけど、これがイマイチダメだったんでノーマークだったわ。


久々ってのはいつ以来かっていうと2010年以降のシングルA面(ていうのか?)ではってこと。異論反論覚悟でものすごーく大雑把に言っちゃうと、2010年以降のシングルはどれもあまりパッとしないね。


2010年上半期といえば、AKBがオリコンで連続1位を獲得して一気にメジャー&全国区になり、倍々ゲームでファンを増やしていった大事な時期。この勢いをさらに加速すべくとっておきのキラーチューンを…と期待していたのが「ポニーテールとシュシュ」のころ。


今ではそこそこの名曲だと言われる「ポニーテール~」も、最初の印象は「なんだこの何のひっかかりもインパクトもない凡庸なアイドルソングは!!」。今じゃそこまで悪いとは思わないけどね。


その後、シングルが出るたびに期待しては外され、期待しては外され…いつしかシングル楽曲(表題曲)のクオリティには何の期待も抱かなくなってしまった。


AKBがブレイクしてからというもの、シングル楽曲の作り方(選び方?)には明らかに質的な変化があったと思う。かつて有吉弘行は「ブレイクするとはバカに見つかるということ」という名言を残したが、だとしたら「売れる」ってなんだろね。


そんな昨今、久々のシングルの良曲か…と思ったのだが、この曲、曲、衣装、振付けはまずまずいいが問題はPV。説明不足の戦闘シーンも白水着で砂浜で踊るシーンもどちらもダメ。夏といえば何かと砂浜で踊ってるが、その発想いいかげんやめてほしい。


決して、樋口真嗣は嫌いじゃないのだが(エヴァ、日本沈没)、こりゃ合わなかったとしか言いようがない。


ま、歌番組じゃPVはかからないし、初選抜組が何人か日の目を見たからよしとするか。