日本の主要20都市に滞在する、外国人の数が国籍別に公開されています。
その外国人数における国籍別の比率(例えば東京に100人外国人がいて、そのうち20人が中国籍の人であれば、中国国籍比率は20%)の相関を、今回は中国を中心に見てみました。
アメリカ人、インド人、フィリピン人、韓国人は相関係数が低く、中国人比率との関係はあまりなさそうです。
一方、ブラジル人とは”逆”の関係(中国人が多いところにブラジル人が少ない)が見られそうです。
また、マレーシア人の比率と中国人の比率は相関があります。(居住都市の)好みが近いのでしょうか。
ちなみに、なぜ「ブラジルと中国は逆なのか」を元のデータから探ってみると、意外なことが。
なんと、主要20都市に滞在するブラジル人の内、静岡市に11%、浜松市には49%も集中しているのです。そのため、全国に散らばっている中国人とのギャップが生まれています。
一方、マレーシア人と中国人が比較的多いのは、さいたま市、千葉市、そしてなぜか岡山市なのでした。きっとなにか理由があるはず。