「去年観た映画の中で自分的にはベスト1」なんて
誰かに薦められたら、そりゃ観ないわけにはいきません。
音楽映画
「ストレイト・アウタ・コンプトン」
伝説のヒップホップグループ、N.W.A.を描いた作品です。
前知識なしでも全然OKでした。最高の一本です。
まだ今年は始まったばかりですが、
私の選ぶ今年のベスト映画の暫定一位がコレ!!
80年代アメリカLAコンプトン。ギャングだらけの町。
そこには、犯罪に手を染めないで暮らす市民も
もちろんいるけど、警察は黒人全体を目の敵にして
不当な暴力や逮捕を連発しています。
「くそ、頭にくるぜ、バカポリス」
みんなが内心思っても隠してきた口惜しさや苛立ちを
はじめて堂々と口にしたラップは、たちまち全米の話題になり
多くの若者から熱く支持されるのですが、
N.W.Aに対する国家、警察側からの弾圧が強まります。
「"くそったれ警官"の曲を演奏したら全員逮捕するぞ!」と
脅されて挑んだ大満員のライブで、どうするどうする?
メンバー同士アイコンタクトで、気持ちを確かめます。
思いは一つです。
「どうしてもこれがやりたいぜ!!」
ドッカーーーーン!! 
くそったれ警官ーーーー!!
このシーンが最高すぎでした。
鳥肌が立ちます。最高でした。
この場面だけでも相当すごいのに
この後、息もつかせぬ怒涛の展開。
2時間27分の映画なのに、まったくダレません。
これが実話だって言うんだから驚きます。