こんにちはZUMBA®インストラクターのバイラです!みなさんお元気ですか?
「ブレス/しあわせの呼吸」という映画を観てきました。
新婚ホヤホヤの28歳で余命数か月を宣告されるも、その後36年間をしあわせに暮らした男性の実話です。
現在、都内では有楽町と吉祥寺の二館だけで上映中なのですが、両館ともに11/1で上映終了なので、興味のある方はお急ぎくださ~い。公式サイトこちら→★
「ブリジットジョーンズの日記」のプロデューサーのジョナサン・カヴェンディッシュ氏には、ずっと心の中で温めていた映画テーマがありました。それは彼の両親の物語です。
父親は28歳でポリオを患い、首から下が麻痺し、人工呼吸器がなければ二分と生きられない境遇になります。
頑張って口を動かした彼の言葉は「Let me die(死なせてくれ)」
医者からも余命数か月を宣告され、病院のベッドで絶望のまま過ごしていました。
だけど新婚で妊娠中だった妻ダイアナは違いました。
「私に"死にたい"というのはやめてよ!!」
「私もあなたのために何かができるはずよ」
「あなたの望みを聞かせて」と言いました。
彼の望みは、監獄のような病院から出て外の世界で暮らすことでした。
妻は人工呼吸器の取り扱いを看護師から教わり、自宅で自分が看護することを決意します。
そして、子供の乳母車でひらめいて、人工呼吸器を載せた車椅子の製作を思いつきます。
その後36年間の長きに渡り、人工呼吸器と車椅子と逆境に負けないユーモアで夫婦は「世界一しあわせだ」と胸を張って愛し合い暮らしました
そういう物語です。
監督はなんとロードオブザリングのゴラム役で知られるアンディ・サーキス(初監督)
決してお涙頂戴の映画ではなく、人生賛歌の物語です。
この物語を表すのにピッタリな言葉があります。
人生は雨のやむのをじっと待つ場所ではない。雨の中でも楽しくダンスすることを学ぶ場所だ
素敵な言葉ですよね。
もちろん病気のことは悲しいし、その箇所は観ていて辛いのですが、主人公の生きる原動力だった最愛の息子が、自分の両親をヒーローだと称えて、この映画を作ったことも美しいし、彼らの物語は今も温かく続いているんですよね。
観て目が腫れるほど泣きましたが、終了後にトイレに行ったら、同じように目を腫らした女性たちがいて、なんだか彼女たちを愛しいなぁと思いました
以上です。
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