【映画の感想】リメンバー・ミー 二回目 | 雑談ブログ

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ピクサー新作映画の「リメンバーミー」ただいま吉祥寺オデヲンにて上映中。吹き替え版と字幕版の両方を上映してくれてる素晴らしき映画館です。ムーチャスグラシアス!!

 

というわけで、また観に行ってきましたよ。前回は公開初日のレイトショーだったので、来ているお客さんみんな気合が入ってる感じでしたが、今回はまったり落ち着いた雰囲気。

 

観終わった女の子たちがロビーで「こんな映画あるって知ってた?」「うんなんとなく」みたいな会話をしていたのが象徴的なほど、たまたま観に来たよ!!なお客さんが多めでした。たぶん同時上映の短編アナ雪が目当ての人たちだと思われます。

 

「短編アナ雪が長くて疲れるからリメンバーミーをリピートしたくないんだよ!!」という声もよく見聞きしますが、私も今回は意識改革ということで「アナ雪を見に来たんだ。これがお目当てなんだ」と思い込んでみました。

 

そしたら、なんと

 

かえって欠点が目についた、、、

 

やっぱりこの短編は長すぎる。テンポがよくない。

 

画面全体に手間がかかっていて「予算が潤沢なんだなぁ」という贅沢さはあるんだけど、その分、刈り込み不足というか、オラフの場面がミョーに長すぎる。アナとエルサ二人の場面は良い感じなのに。

 

あと前回も思ったけど、国民をエキストラとして使いすぎ。寒い夜にあんな大勢集めといて立ちっぱなし放置にしている様子は美しくない。国民みんな各家庭で温かくクリスマスを過ごしたいって冒頭で言ってたんだから、王家の人たちは国民を気安く呼び出したりしないでほしいです。

 

あと、オラフが雪だるまだから熱で溶けちゃう、というのはかなり大事な設定なんだから、サウナに入れるシーンはやめてほしかった。

 

「アナのためなら溶けてもいいよ」というオラフの献身的な思いは、本編の泣けるポイントだし、それゆえオラフの名言として、ディズニーランドのパレードでも「みんなのためなら溶けてもいいよ」とお客さんに言って、みんな「オラフーーーー!!最高」ってウルウルしてたのに、「まぁ溶けても別にいいか!!」に方針転換するのは絶対にあかんて。

 

ていうか前回の短編に出てきたスノーギースたちはいずこ? オラフの弟たちになったと思ってたのに、、、再会できず残念。スノーギースがわらわらしてる短編なら多少長くてもかわいさで誤魔化せただろうに。

 

というわけで、アナ雪のファン目線で見ても、やっぱり不満が出てしまう今回の短編なのでした。アメリカのように同時上映をやめるという手もあると思うんだけど、無理なのかな? リメンバーミーが良作なだけにもったいない。