常葉会(常総教室)の田中氏による笠間市飯田付近の散歩コースを送って頂いたのでご紹介します。



ご自宅前の田んぼです。ここ何年も休耕しておりますが、菜の花が満開です。




田んぼの隣に観音様があります。地元の住人40軒でお守りしてます。




土手に花を植えています。これからどんどん増やします。




石の仏さんもあります。ここはよく風が吹き抜けるので、猛暑の時でもクーラーいらずです。




しだれの富士桜です。5年前に静岡の友人が仕事の手伝いに来たときに、お土産で持ってきてくれました。今後の成長が楽しみです。




今年植えた福翁桜。剪定にも耐えるので、生花にも使えます。お庭の現場でも、重宝する品種です。




今年は花桃も植えました。




菜の花がお出迎え。





ここは見晴らしがとても良いです。電信柱がちょっと邪魔ですが、やむなし。




今日は風が強いいですね。午後は能楽連盟の会議がありますので、ひたちなかに行ってきます。




実は、ここは、2年前にボランティアで整備しました。地域の裏山がごっそりメガソーラーになってしまい、地元の景観イメージがガタ落ちになってしまいました。笠間の名所ツツジ公園からも。展望台の正面に、アブラムシの背中のようなパネルが一面に丸見えです。笑えない話です。

元とはと言えば、地元の人が昔から大事に守ってきた地元の共有山だったのですが。

最近は長い目で見ると残念な話が多い日本ですが、ここも例外ではありません。ぼやいてばかりもいられないので、花を植えようと立ち上がりました。花の命は短いですが、花を愛でる人の心は永遠ですです。




ただただ、今この時を一心に咲く花たち。人の心も、かくありたいものです。






⭐️ 笠間市飯田福崎観音堂です。日本一小さい花の寺になればいいなと、語り合っております。芸術は、悲しみの中から生まれることがしばしばです。深層心理学の碩学河合隼雄先生によれば、キリスト教文化圏の原罪に対して、日本人には現悲というべき意識があるとの事。和歌や物語文学の底流にも、確かに実在するように思われます。どうにもならないほど悲しい出来事に出会ったとき、何かをしなければいられない。その押しつぶされた強い思いが、仏像を彫り、花を育てる心につながるのだと、日々実感しております。もちろん能楽も、その土壌の中から生まれたひとつの大いなる花であります。(常葉会•常総教室 田中氏より)⭐️