先週、保育参観がありました。
我が子は年長ですから、最後の保育参観です。
(ちなみに、3月の卒園をもってこちらの
ブログも終了となります。さみしいなぁ…)
さて、朝一番に登園すると…
砂場ではダム工事が…
上流のジョウロに水を入れると
水路を流れ…
下流のダムに水が溜まります。
途中に橋が渡されていたり、
豪雨の際のサブ水路も追加されたり…
いやいや、なかなかよく考えられています。
室内で、屋外で…
想像力豊かな遊びが展開されています。
春よりもずっと遊びの内容が濃くなっている
気がしました。
そして、朝のお集まりとおやつ。
梅花幼稚園では子どもたちが自主的に
園生活を話し合い、運営します。
「晴れてるからテラス!」
おやおや、意見が分かれました…
話し合いをする日もありますが
今日はお当番さんの鶴の一声、
「テラスで食べましょう」
これもまた決定の仕方ですね
テラスは思いのほかお日様がポカポカ
あたたかく、ナイスチョイスでしたね
でも少し日陰の部分には、前に降った雪を
集めた雪山の残りがありました
男の子たちがまた工事を始めて、
「まっすぐな道路にするぞ」と
張り切っています。
この工事現場がトラブル続き
大きいシャベルの取り合い。
雪を入れる押し車に、雪を勝手に入れないで!
キックスケーターを貸して!やだ!
今使っていなかったじゃん!使ってたの!
あちらこちらで作業員が揉めては解決し,
揉めては解決し、工事を進めます。
大人でも(大人だからこそ?)
なかなかこんなに考えや
感情をぶつけあって、一つのプロジェクトを
遂行するって日常ないですよね。
私はあちらこちらの出来事に
ハラハラ、オロオロ…
どんな助言が適切か?いまは見守るべき?
介入すべき? 家の兄弟げんかだけでも
頭がパンクしそうになるのに…
でも園の先生方は、このシナリオなき
ドラマに柔軟に、冷静に、かつあたたかく
対応されていて…。
◯◯をやりましょう、という授業より
自由遊びの指導というのは、一番難しく
スキルがいる保育だと改めて感じ入りました。
これは自分が子育てをしてきたからこそ
理解できた部分かもしれません。
そしてそんな先生方に見守られて、
きょうだいみたいなお友だちと
密に3年間を過ごせたことを幸せに
思っています。
様々な困難を乗り越え、
ようやく雪山が片付いて、
整地を始めたところで、パタパタと
一人の女の子が駆け寄り…
「どーして雪を壊しちゃったの
残しておきたかったのに」
↑そこにいた一同、みんなこんな顔に
なってしまいました(笑)。
来年度 入園児募集中です