『若い女は可愛い』話。その1。

オバハンにとって若い女は天敵である。

特にカンに障るのは自分で可愛いと思っているのが顕著に表に出ているタイプ。
実際に可愛い分には仕方がない。
事実だから。

タチが悪いのは自分で思っているだけのパターン。

根拠のない自信に満ち溢れた態度が何ともカンに障るではないか。

他にも若い女を嫌いな理由は色々ある。

口の利き方を知らなかったり
常識がなかったり
態度が悪かったり
らじばんだり。


…もちろん自分が若いころは棚に上げ、とかくオバハンというのは若い女を敵対視しがちである。


さて。例に漏れず若い女を天敵と見なしていた私。

しかしながら、若い女ってのは何て可愛く愛おしい生き物なんだろうと思い始めた今日この頃。


そんなお話を二つほど。



時はバレンタイン。
ロッカーの前に。


…か、可愛い(*￣∀￣*)

粋なことをするではないか。


しかも。


…手作り(*￣∀￣*)

普段から
『おもんない返しはいらん』
『なんや、その普通の返し。全然おもんないやん』
などなど。
厳しい指導にあたっている私。
本人を思えばこその愛のムチ。

これを受けての
『もっとおもしろくなれるように頑張りまーす』

…なんて可愛いことを言うのかしら。

あぁ私の愛が伝わっていたのねと感無量。


休憩に上がった時にロッカーの前に置いてあったチョコレート。


休憩後、人目もはばからずツチコを抱きしめ
『ツチコー。抱いてやるー』

『はーい。脱ぎまーす』

…ツチコ合格(゜∇゜)

色々合格。



若く美しい女、ツチコ。

面白さを身につけたら、もはや敵なし。

まだまだ伸びるぞツチコ。

頑張れツチコ。


若い女を可愛く感じるようになったお話、その1。

完。