少しビジネスから外れて、

心境を書こうかなと思います。

 

 

本日は一年ぶりの夜桜を。

昨年は結婚と独立が同時で、

清々しく感じられた夜桜。

 

 

 

私は基本的に大勢で集まって、

『花見』と題した酒盛りが

大の苦手です。

 

 

『花を見る』のは謳い文句の

ような気がするからです。

 

 

後始末の杜撰さや、

一気飲みの乱痴気騒ぎ。

 

 

何が起ころうと、

同じ場所で変わらずに咲き、

一瞬満開になって散っていく。

 

 

私にとって、

昨年の桜をどういう感情で見、

今年の桜をどのように感じるか。

振り返りと出発と。

 

 

そのような感覚で観ています。

 

 

思ったよりもダメージが深い。

志村けんさんの訃報。コロナ

ウィルスに罹ったという報道を

聞いて、正直不安になりました。

 

 

まさか、

こんなにも早く亡くなられるとは。

 

 

これまでも芸能人の訃報は

幾度となく報道されてきましたが、

これほど心に空洞が空いた

様な感じは初めてでした。

 

 

1975年生まれの私にとって、

ドリフターズは笑いの原点でした。

夜の8時が待ち遠しくてTVに

噛り付いていた一人です。

 

 

 

全員集合が終わっても、

かとちゃんけんちゃんや、

バカ殿、志村どうぶつえん。

 

癪に障った時の尺八の音と表情がツボでした。何回マネしたことか。

 

 

TVから離れてきてますが、

彼の出演している番組には、

何故かホッと安心する感覚が

ありました。

 

 

私が洋服の世界に入ったのは、

70年代のソウルミュージック。

当時の音楽とダンス、黒人の

色彩豊かでメリハリのある身体。

 

 

笑いだけでなく音楽のカッコよさ。

当時付き合っていた親友も、

かなりの音楽好きで夜中から朝まで、

音楽の話に夢中になっていた頃。

 

 

親友がこれめちゃくちゃカッコいい。

と取り出したのがドリフのレコードを

録音したカセットテープ。

 

 

そこには、

志村けんさん加入後の名曲ばかり。

70年代のソウルミュージックを

バックボーンにしたものだと、

その頃初めて理解することが

できたのを思い出しました。

 

 

大好きだった髭ダンスの元ネタ。

テディペンダーグラスの『Do Me』。

 

ハロルドメルヴィン&ブルーノーツからソロへ転向してからが大好きです。セクシーで野太いシャウト。事故により首から下がマヒするもステージへ再起され、惜しくも2010年に亡くなられました。

 

 

早口言葉の元ネタはコチラ。
ウィルソンピケットの

『Don't Knock My Love』。

 

60年代~70年代にヒット曲を飛ばし続け、「ダンス天国」(Land of 1000 Dances)などは聞いたことがある名曲。
 
 
幼い頃は、
ただその面白さに夢中でしたが、
一言も喋らずに燕尾服で踊りながら
笑わせるスタイルがカッコいい。
 
弟とよくマネして遊んだのを覚えています。
 
 
憧れのヒーローと、
共通の趣味があることが、
とても嬉しく感じた頃でした。
 
 
金スマの再放送や、
志村どうぶつえんの
追悼番組が本当に寂しい。
 
 
彼はコメディアンでしたが、
私は彼をヒーローとして
捉えていたんだなと、
今更ながら感じます。
 
 
今年の桜は色が真っ白に近く
感じました。
 
 
 
私の心境がそう捉えたのかも
知れません。
 
 
あり方を見つめ直す時期。
 
 
このままではいけない。
元気を出さないと。
 
 
ですが、
悲しむときは悲しもう。
しんどい時はしんどい。
 
 
溜めこまないで、
感情をしっかりと
味わう時も必要なのでは
ないでしょうか。
 
 
志村けんさんのご冥福を
お祈り申し上げます。
 
 
今まで本当にたくさんの
笑いとユーモアと温かみを
ありがとうございました。
 
 
私の永遠のヒーローです。