男性を輝かせる
ダンディズムプロデューサー
BAHHAです。【プロフ】←コチラ
先日は、
セントアンインターナショナル
代表横田仁美先生の美とマナー
講座の第６回目の講義でした。
先生とツーショット。いつも照れてしまう。
現在、
エグゼクティブ講座を受講しており、
様々な角度からお話をして下さいます。
ショーモデルとしての経験やＣＭ、
映画撮影などのお話も豊富で楽しい。
芸能方面のお仕事にも、
非常に参考になっています。
その中で、
人間の本能に訴えかける工夫
についての話題にいたりました。
いつの頃からか、
ＴＶで多く見られるように
なったスポンサー広告中の
モザイク。
誰かに教えてもらった訳では
無いのですが、スタイリングの
お仕事をするようになってから
自然とその目的を理解できました。
版権に関する問題もあるそうですが、
私が理解した点は、
人の意識を目的に
集中させるためだということ。
スポンサー広告中は、
スポンサーへの意識を
刷り込むことが第一義。
大相撲の懸賞広告とＮＨＫの放送法などこちらの記事も興味深い。経済効果も凄いみたいですね。
引用元：https://biz-journal.jp/2014/09/post_6156_2.html
番組の芸能人の洋服のロゴや
テロップが出ていると、人の
意識が分散してしまいます。
ある日素人さんへの
インタビュー番組を見ていると、
素人さんの着ているＴシャツの
ロゴに目が行ってしまい、それが
気になって話題が入ってこない(笑)。
そんなお話をしながら、
先生のショーモデル時代のお話を
聞かせて下さいました。
何故皆さん一様に無表情なのかも解りますよね。
いかにデザイナーのデザインを、
生地を、シルエットを理解して
魅せるのか。汗はともかく身の
こなしや洋服の扱い方など。
商品の撮影においても、
商品を際立たせるための
角度や表情、商品イメージへ
近づけていくための工夫。
私自身も過去のお仕事で、
モデルさんの私服持込みで
広告撮影を行う機会がありました。
腕時計を際立たせるための構図と、
スタイリングを意識したのですが、
１つ気になったところがありました。
全体の景色の美しさもありますが、ＧＵＣＣＩに目が行くのと同時に認識しますね。
黒いセーターの裾にブランドの
白いタグがデザインされていた
んです。
物凄く目立ちすぎてしまい、
視線がそこに行ってしまう汗。
私物の数も少なく、
パンツにタックインすることで
スタイリングとしても落ち着き、
その場を凌ぎました。
このように、
ヒラヒラと動くものや、
平面よりも凹凸のあるもの、
内容がはっきりわかる文字に
自然と人の意識が向きます。
広告はもちろんのこと、
装いということは、
これを戦略的に活用する
スキルなんだなと改めて
実感しました。
スキルは学ぶことで、
身に付いていくものです。
本能的にできる方や、
感覚的に実践している方は
いるのかも知れませんが、
決して特定の人にしか無い、
選民的能力でも何でもありません。
ファッションは数値化が
しにくいものですが、
取り入れてみることで
反応を感じると解りやすいです。
例えば、
①光沢のある素材を取り入れる
シルクやベルベット、コーデュロイ。
シルクの光沢は繊細で美しいですね。
ゴージャス感満載のベルベット。
②凹凸のある素材や着こなし
ツィードやリネン、柄入りの
ものやプリーツなど。
ネクタイの結び方や重ね着も。
リネンの風合いは優しく自然なシワが立体感が出ます。
色柄もありますが丁寧に巻くことが立体感を出す基本。結び方も参考までに。
③人の動きに合わせて動くもの
アクセサリーやジャケット、
コートの裾など。ネクタイピンを
敢えて付けないのもひとつ。
風ではためいたり、歩いても動きますよね。
女子の場合は大きさも大事ですが、よく視線が向きます。ロングスカートの美しいプリーツなども目が行きますね。
現在は自粛ムード漂う中、
集会などは開きにくいですが、
意識しておくといいでしょう。
自分のビジネスやサービスの
広告が第一印象であることは、
言うまでもありません。
人の本能に訴えかける
工夫として取り入れて
みてはいかがでしょうか。
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