男性を輝かせる

ダンディズムプロデューサー

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さて、

前回の記事に引き続き、

ネクタイの結び方です。

 

 

 

結び目はノットと言いますので、

以下統一しますね。

 

 

今回はダブルノットです。

何故これを2つ目にしたのかと

言うと、手数が1回だけ増えた

だけなので簡単なのです。

 

 

使い道はといいますと、

手数が一回増えたという事は、

大剣の先の垂れる長さが、

少し短くなるということ。

 

 

つまり、

プレーンノットで巻くと

少し長いなというネクタイは、

こちらの手数で巻いた方が、

長さの調節が効きやすいのです。

 

 

私の場合の使い方で言うと、

トラウザーズの股上が深い

クラッシックなものを好むので、

パンツのウエスト位置が高く

なり、必然的に剣先を少し短く

する必要性があるので、その時は

こちらで巻くようにしています。

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黄色の矢印が股上です。深くなればなるほどウエスト位置があがりますので、赤い矢印のネクタイの剣先の長さは短くするのです。40年代から50年代のヴィンテージネクタイが短いのは、当時のトラウザーズのウエスト位置が深いためなのです。

 

 

加えてタブカラーのシャツに

合わせて、ノットの位置を

少し持ち上げたりもしています。

(その分短くなるので)

 

ノットが少し持ち上がってますよね。

 

 

色々と使いやすいので、

汎用性が高い結び方です。

では参りましょう。

 

 

①小剣先の位置調整

手数が少し多いので、

プレーンノットよりも少し

短めの位置に調整します。

 

夜は事務所が寒いので前職の作業着で凌いでます(笑)。

 

 

右利きなので、

太い方(大剣)を右に、

細い方(小剣)を左に

しています。利き手が逆

なら左右逆でも構いません。

 

 

②小剣の上に1回巻く

プレーンノットの要領です。

 

1回目巻きましたよ。

 

 

③更にもう1回巻く

プレーンノットの要領で、

もう1回巻きます。

 

2回目巻いた後です。

 

 

できるだけ締め上げた位置に

近いところで巻きましょう。

樽型の結び目の形を維持する

ためです。下過ぎると巻きにくく、

とんでもなく細長いノットに

なってしまいます。

 

 

④首元から大剣を出す

プレーンノットと同じですね。

このあとの輪に通していきますよ。

 

 

 

⑤大剣を輪に通す

ここもプレーンノットと同じです。

ノットを整えながら通しましょう。

 

 

 

この時に注意するのは、

最初に巻いた時の輪の下に

通すこと。ゆっくりディンプルを

整えながら引っ張りましょう。

 

 

 

親指と人差し指で、

ディンプルを残しながら、

ゆっくり丁寧に引っ張ります。

 

 

 

小剣を引っ張りながら、

ノットを締め上げて行き、

衿を下ろして完成です。

 

 

 

プレーンノットに比べて、

少し縦長のフォルムに加え、

ドレープも加わります。

 

 

 

普通に丁寧に巻くことで、

小剣が利き手側に少し捩れます。

 

 

小剣ずらしという小技もありますが、

普通に巻けば自然にズレますし、

ダブルディンプルも作りやすい

巻き方になります。(えくぼ二つね)

 

小剣が右側に少しずれていますね。利き手が逆であれば左にズレます。

 

 

これがまた立体感が増す秘訣です。

レジメンタルストライプのタイは、

程よく柄がズレるので相性がいい

巻き方ですね。

 

 

慣れるまでは、

ノットが縦長すぎたりしますが、

何度も巻くことで身に付きます。

ほんの少しの違いですが、是非

身に付けておいて下さいね。

 

 

ネクタイを巻くのが楽しく

なりますのでね。

 

 

本日はこれまで。

 

 

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