「成功事例」と「使える人間」 | 窓際コンサルの日常

「成功事例」と「使える人間」

これは全部が全部というわけではないので鵜呑みにはしないでください。


まずは成功事例について


よくコンサル会社やSI会社のパンフレットやHPに自分たちの実施したプロジェクトの成功事例って載っていたりしますよね。あれって皆さんどう思います。すごーく、うまくいったプロジェクトで実績としてこんなすごいことがあるんだと感心されたりする方は多いと思います。


けど実際はすべてではないですが、あくまで供給者側の意見だったりするわけです。納期どおりにうまくいったとか新しいフレームを使った・発見できたとか、ひとつクライアント側の視点が抜けているようなものが多いように思います。ただ、こちらとしても決して手を抜いているわけではないですし、プロジェクト終了時にもクライアントからもよくやったとか・こんな短期間でこれだけのものをよく作ったとかお褒めをいただくものも多いのも事実。


よーく考えてください。それはあくまでプロジェクトを以下に効率よく終了してその時点での評価なんですよね。けどプロジェクトを立ち上げて実行したということはそれによってクライアントの利益が上がったとかといった目的が達成できて初めて成功と言えるはず。多分ここに今のコンサル業界の問題があると思います。その時点で評価をもらえたとしても、前に言ったように実行されていない場合もあるんですよね。こういった評価の仕組みまでうまくまわせるようになれば、作ったものを実行してくれないと言ったようなコンサルのジレンマもなくなると思っております。


後は中の人間(特にえらそうなマネージャなんか)が使う「使えるやつ」「使えないやつ」って言葉。コンサルの世界ってUp or Outですし、窓際も必要以上に部下とか同僚の世話をしたりしません。けど、ほとんどのケースが複数でやってチームとしてのアウトプットをいいものにしようとすると多少の仕事のできる人できない人はいるんですけど、できない人にもできるように仕事の範囲を決めてやってもらうべきなんですよね。それでできない場合はもっと具体的にやり方を教える。結局怒ってばっかりでもしょうがないですし、本人もがんばっているのである一定の線を越えるとがんばれって言ってもしょうがないんですよね。そこを一辺倒に怒ってもね。一応そういう人ってできる人って一部の評価なんですけど、その人の昔のプロジェクトの内容を見るとこんなのでいいの(本に載っているとおり)ってのが多いし、実行されないアウトプットを作っている張本人が多いんですよね。


自分の会社の部下を育てられない人がクライアントに対して、本当に理解できるものが提供できないと思います。もちろん最終報告会とかの席ではその人がしゃべっていてその場限りでは理解した風にはなると思いますが、実行されていないということはそういうことでしょ。


この一年いろいろあって自省も含めて書いてみました。