今回は東南アジア諸国の中でアルファベット文字を使う言語はどのくらいあり、インドネシア語はどんな文字を使うのでしょう?というお話しです。とても親しみやすい、学びやすい文字ですよ!
前回のブログで。
ATM(エーティエム)はどこですか?が通じないかもしれない?というお話しをしました。
なぜ?の話の前に。インドネシア語の特徴についてのお話を少し。
インドネシアはご存知の通り、東南アジアに位置しています。その東南アジアには11カ国の国があり(そのうちの1つはインドネシアからの独立!!これもまたいつか書きたいです!)約半数はアルファベットではない独特の文字を用いています。例えば、タイ、ミャンマー、カンボジアのように。
このような国の言語は見た目もとても難しそうですよね、記号か暗号?にしか見えません(個人的意見ですが・・・)。
しかし、インドネシア語はなんと幸運にも!アルファベットを用います。
わかりやすいですね!!
ですので、見た目でやる気が失せる(これまた個人的意見です。タイ語などの皆さん、すみません・・)こともなく、なんとなく取っかかりやすそうな、そして親しみやすさもあります。
ただ。そんな『一見簡単そうに見えるインドネシア語』。たまに?いや、よく聞きます『インドネシア語って世界一簡単な言語のうちの一つ』だよね?と。
私も何人にもそう言われ、インドネシアに向かいました!
が!しかし!!
この世に(多分)簡単な言語などは一つもないのではないでしょうか・・というのが私の率直な感想です。
確かに、アルファベットを用い、時制もほぼない、「昨日」と言ったらもう「過去」の時制とざっくり。逆に「明日」と言えばもう「未来」。女性名詞や男性名詞のような違いもなく、発音も書いてある通りにローマ字読みしていくとなんとなく「読める」。
ああ!インドネシア語簡単なのかもしれない!!とそう思ったのは、ほんのわずかな時間だったかもしれません笑
なにせ、インドネシア語は数字の「1」からして聞いたことがありません。そう、あまりに縁のない言語なのです。数字が覚えられない!!「1」から「10」まで覚えるのでさえ一苦労なのに、お金ときたら桁数が多い!!ああ・・・単語が長いのです。
話は戻って。
なぜ「ATM」エィティエムで通じないのでしょうか?
それはインドネシア語が A=エイではないからなのです。
A=アー・B=ベー・C= チェー・D=デー・E=エー・F=エフ・G=ゲー ・・・・・となります。
ですので、「ATM」を『インドネシア語的に発音すると』『アーテーエム』となります。
「アーテーエムはどこですか?」といえば通じますよ!!
もし、ATM=アーテーエムの方がしっくりくる方はもうインドネシア語通ですね!
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