国同士が争っていたところで、国民同士が憎しみあう必要はどこにも無い。
過去のイザコザを穿り返し、いつ迄もわかりあえない事もある。
中国にしてみれば、やはり南京の問題は忘れられないだろう。
それが事実であったかの議論はあるが、あったと教育された者にとっては許せない事だ。
いつの日か、真実が明らかにされる日が来たとして、それが幸福な結果になるかは誰にもわからない。
ならせめて、同じ感情や感動を共有する事が出来れば、僕等はまた、新たな歴史を紡いでいけるのではないだろうか。
幼い頃に教わった事や、高まった感情は、大人になっても忘れない。
南京で生まれた一人の女性の活動が、今日もどこかで僕等の文化を繋げてる。