こんにちは樹soraです知らんぷり


最近ネットの心理系でよく目にする

言葉にHSPというものがあります。


知らない方のために簡単に説明すると



HSP(Highly Sensitive Person)
ハイリー・センシティブ・パーソン

これは、生まれつき
「非常に繊細な人」
「非常に感受性が強く、
敏感な気質をもった人」という意味





・他人と長時間居ると疲れてしまう

・共感能力が高く他人事と思えず
 他人の感情の変化を自分のように受け取る

・人が怒られていると自分が落ち込む

・映画だけでなく悲しいニュースで
 やたら泣いてしまう

・本音を伝えようとすると泣いてしまう



などなど…

大人になってから知ったことですが

まさしくこれらは私のことです。


つまり


私はHSPです。



ただ

私個人はHSPという名前は

関係ないと思っています。



最もこれまで苦しくてどうして

私だけこんなふうになるんだろうって

悩んでいた方なら逆に名前がつくことで

安心するってパターンもありますよね。

なので安心するならそれでいいんです。




でも私はそれがなんであれ

あまりそれに名前をつけたくありません。



なぜなのか?




理由は名前をつけると

なんだかそれがとても

特別だと感じませんか?


なんだか病気みたいで

人より劣っていると

感じやすくなります。



だから名前はつけませんし

HSPだとは言いません。



それにこれが大切なのですが

前に記事にした事がありますが

ものごとには表の面があれば裏の面が

あります。




明と暗

遠い近い

太陽と月


などなど


これはこのいわゆる

HSPと呼ばれるものにも

当てはまります。




・他人と長時間居ると疲れてしまう
→1人時間を楽しむのが上手

・共感能力が高く他人事と思えず
 他人の感情の変化を自分のように受け取る
→それだけ相手の気持ちになれる人

・人が怒られていると自分が落ち込む
→優しい人

・映画だけでなく悲しいニュースで
 やたら泣いてしまう
→究極的に優しい人

・本音を伝えようとすると泣いてしまう
→それだけ本気で伝えようとしている素直な人



これは例えですが

こんな感じでひっくり返す事ができます。



どんな長所もひっくり返せば短所になるし

どんな短所とひっくり返せば長所になります。



例えば、短気な人も裏を返せば

それだけ決断が早かったり

わかりやすい人

って事になります。



心配性すぎる人は

それだけ慎重って事です。



いわゆるHSPと言われる人たちは

私から言わせれば単に

究極的に他人に優しい人

と言うことになります。



裏を返せば

究極的に自分に厳しい人

とも言えます。


つまり

HSPって別に特別じゃない



と私は理解しています。


むしろそれだけ人に優しいって

なかなかなりたくてもなれるもんじゃ

ないんです。

 



けど、

この究極的に優しい人あるある

だと思うのですが



本音を伝えようとすると泣いてしまう。


伝えたい事が

ちゃんと伝わらない。


そして伝わない事に

自分で落ち込むしもどかしくて

たまらない。



いくら頭で反復練習して

うまく伝えられるように

完璧に用意していても

やっぱり涙が出て感情が

爆発して伝わらない。



これは過去、本音を伝えて怒られたり

ねじ伏せられたりした経験から

本音を伝える🟰怒られる、拒絶される

という不安が根底にあります。



だから、本音を伝えようとすると

不安とかうまく伝えなきゃとか、

色んな感情達が一気に暴走して出てきて

混乱してパニックになって泣いてしまう。



だから

HSPさん用の本音を書き換えるワークとか

自己肯定感を上げるワークなんかが

ありますがそれももちろん有効です。




けど


それでもうまく伝えられずに苦しい時は

自分を奮い立たせたりするよりも

無理はしない。



ならばどうやって伝えるのか?



私は口で伝えるのは苦手だと

理解しているのでならばと

手紙で伝えるようにしています。



人間得意、不得意は必ずあります。


ならば自分が得意な方に変換すればいいだけ。



口で伝えるのが難しいなら

書けばいい。



パートナーに言えないことがあるなら

手紙にすればいい。


会社の上司にこうして欲しい

ということがあるなら

『うまく伝える自信がないから

書いてきました』

と言って書いてくればいい。



手紙を書き慣れていない人なら

初めは難しいしびっくりされる

かもしれません。



でも考えてみてください。


昔は今みたいにLINEなんてなかったし

そもそもメールなんていう

便利なものもない時代が

ありました。


だから文通や交換日記なんて文化も

流行ったりしました。



思えばあの頃は今よりも

相手の気持ちが分かったし

心の距離は近かったと感じます。



大昔から人は文を書いて

相手に気持ちを伝えていたのです。



ちなみに私は昔から口で伝えることは

苦手なのを自覚していたので、

相手に何か伝えたい大切なことが

あるときは全て手紙にして

渡してきました。



だからこれまでの人生で書いた

手紙の総枚数は

誰よりも多いという

自覚があります。

そのくらい

日常的に手紙を書きます。



そしてみなかなり喜んでくれます。

今のこの時代に手紙が珍しくて

嬉しいというのも

もちろんあるでしょう。



でもそれ以上に



手紙とはその人の書く文字から

どんなに鈍感な人であっても

その文字から伝わる感情が必ずあります。




そしてちゃんと口で話すと

上手く伝わらない事も

ちゃんと伝わるし

分かりあう事ができます。



だから直筆で書いて渡すことにも

ちゃんと意味があります。

 


何より



書く事で感情が整理されてネガティブな
感情が少し浄化されていく



というメリットもあります。



要はアウトプットすることが大切。



言いたいけどうまく伝わらない。


自信がない。


これをいうと嫌われるかもしれないから怖い。



けど伝えたいことを伝えないままなのは

あなたを無視していることになります。



だから伝えたほうがいい。



けど伝える自信がないなら

あなたがこれならと思う方法で

伝えればいいんです。



HSPだからって

自分は人より劣ってる

なんて思う必要はありません。

今苦しくないなら

無理に克服しようなんて

頑張らなくていい。



大切なのはあなたが

どうすれば楽になるかです。




どんなあなたでも

あなたはちゃんと愛される存在です。