素敵な奥様系にちょっと憧れる私としては、旬の果物でジャムを作ったり、手作りパンを焼いてみたり、ハーブを育ててみたり、してみたい。できれば、ぱぱっと可愛い小物なんかも手作りしてみたい。ミシンはないけど手縫いで何か作ってみたい、と妄想はふくらんでいき、何を作るかも決めてないまま布を買いに行く事になった。
ラムセスヒルトンホテルの裏手を少し北上すると見えてくるウィカーラという地区にある布のスーク。小売店が１００軒以上軒を連ねている。買い物客の大半は女性ですごい熱気と活気。出来合いの安物のカーテンやタオルや下着や靴下、誰が着るのか？というような服など布製品の露天も並ぶ。
私のイメージは日本の雑貨屋さんで見かけるようなのリネンの小物たち。ローラアシュレイ風の布と合わせてクッションとか、コースターとか。プロバンス風の柄でもいいなあ。まあ予想は出来ていたけど、そんな感じの可愛い布は、ない。
何だか金ピカ系が好きなお店。宮殿風のおうちならば、この布で作ったソファも似合う事でしょう。
ここはカーテン生地が多いかな。エジプト人の家は奥に見えるようなドレープのついたデザインが多いなあ。うちには似合わないけど・・ってカーテン生地探してるんじゃなかった・・。
ここはちょっと趣味が合う感じ。クラッシックなヨーロッパ風って感じかな。左手前の下から四番目のオリーブグリーンでソファ作るといいかも（汚れも目立たないし）って、違う違う、ソファ生地も探してない～。
街中でもショッピングセンターでも見かけるのがこういうタイプの生地屋さん。用途はソファかカーテン。生地屋さんでデザインを頼むと仕立て屋さんに回して仕上げてくれる。そのお店で作ってくれる場合もある。最近でこそモダンな感じのソファも家具屋さんに並ぶようになってきたけど、やはり根強い人気はこういう布張り。典型的なエジプト人家庭では、ソファの足に金をあしらう。金といってもピンきりだけど、とにかく金色好き、で猫あし。是非お見せしたいので、そのうち家具屋さんも潜入取材しないと・・・と話がそれてしまった。
友達（素敵な奥様系）が枕カバーとベッドカバーを作るというので、私もあっさり方向転換、枕カバーになるようなシンプルなコットンを探す事にした。で、見つけたのがこのお店。エジプト綿は世界に誇る品質なんだけど、デザインがねえ。カラフルで子供用にはいいかもねえ。無難に無地にしておくか・・・と思ったらイメージに近いコットンを発見！
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