クック ドゥードゥルドゥ~~ (^o^)/
世界の挨拶。
今回は、ポルトガル語の
『おはようございます』です。
ハイッ。
皆さん、ご一緒に
クック… ドゥードゥルドゥ~~
俺の一日は、
この言葉から始まる。
カーテンの隙間から
微かに射し込む朝の陽に
まるで呼ばれるかのように
夢から目覚める。
まだ薄暗い中
シーツの波に漂い
一本のメンソールに火を着ける。
二本着けたら酔っ払いだからである。
ベッド横の珈琲メーカーのスイッチを入れ
静寂の中、微睡みのときを過ごす。
音の無い世界は嫌いじゃない。
やがて、お湯の沸騰する音と
珈琲の薫りが部屋に立ち込め
朝が動き始める。
俺は、ベッドから身を起こし
カーテンを開け
陽光のシャワーを浴びる。
そして、窓を開け放ち朝陽に向かって
『クッッック…
ドゥ~~ドゥルドゥ~~~~!』
朝から大迷惑な野郎
立花だ。宜しく頼む。
その日。
四月だというのに
慌てん坊の高気圧が
夏を連れてやって来た。
公園では、子供たちが水を浴び
ホームレスは酒を浴びていた。
そして、我々は
数時間後、冷たい視線を浴びることになる。
【ザ・レゾン会】で。
タカペディアによると
レゾン会とは
かつて、 一世を風靡した…
(かに思われた)
誰もが、知っている…
(ようで、そうでもなかった)
(そこそこ) 有名店
【六本木 クラブ ル・レゾン】
の元従業員 神ファイブ による
年に数度の親睦会のことである。
今回は、
土曜日 午後6時30分
赤坂 【中華料理 眠眠】
土曜日の夕方ともなれば
予約しなければ入れないという
人気の店である。
集合時間の少し前に立花 到着。
店の前で煙草を吸っていた
芳本涼が俺に気付き声を掛ける
『あ、おはようございます!
久し振りっすね。』
『おお、クックドゥードゥルドゥ』
芸能界と水商売。
朝でも夜でも挨拶は
『おはようございます』である。
『あれ?まだ涼ちゃんだけ?』
『そうっすね。
まあ、いつも通りってことで。』
『ったく、イイ大人がなぁ…
仕事で遅刻したって
プライベートの時間は守れよなぁ』
『ホントっすよね。
あっ、和さんだけ6時
って言っとこうと思ってたんすよ。
言うの忘れてたなぁ。』
『ああ、そりゃ お前のミスだわ』
そこへ、冴島誠 到着。
しばらく三人で待っていたが
可愛い娘ちゃんでもねー限り
この待ち時間ほど無駄な時はねえ。
我々は、中で待つこと…
否ーっ!
先に始めることにした。
店に入ると満席の中
一番奥の座敷に通された。
混雑の為か、最初のビールが出るまでに
いくらかの時間が掛かった。
グラスが並ぶタイミングで
坂内智和、永尾和人の順に現れた。
遅刻の理由など、どーでもイイ。
乾杯に間に合った このアホたちを
褒めてやろう。
さあ!
レゾン会の始まりだ!