約20年前中国に出張の話です。
当時私は入社2年目、自分のデザインしたバッグのサンプル作成で
初中国、初出張でした。
直属の上司(日本人です。)と一緒に右も左もわからないので教わりながらの出張でした。
普段は面白くて、ひょうきんな上司でした。
中国で何故かその上司に私の苗字を汚い物の名前と言い換えて
(私の名前伏せの為づらくてすいません。)
よくごろが一緒だと子供の頃からかったりしましたよね。そんな感じです。
それが私の名前だと中国の工員に説明しているのです。
その上司は中国語が出来るでも無く、片言でも話せるのが楽しいのか
こいつの名前は●●(汚いこと)だとまわりの工員に言い続けています。
小学校自分そういう事はあり、社会人になりこんな事が起こるのかと
泣きたい気分でした。
その上司は本当に日本ではそういう事をする人では一切なく
何故そのような事をしたのか正直わかりませんでした。
ただただ早く終わってくれないかと我慢するだけでした。
「違うよ!小川さん(仮名)●●では無く○○さんだよ!」
「全然違う!」
そう言ってくれたのは中国人の工員 林さん(リン)
もちろん中国語でした。
ガンとして間違いを正し 一歩も引かず小川さんに食ってかかってくれました。
正直涙が出そうになり嬉しかったです。
小学校自分もそんな事を言って静止してくれる友達もおらず
感激していました。
そこから林さん、通称小林さん(シャオリン)小さなリンさん、中国は同じ苗字が
多く若い林さんと言う感じで使うそうです。
その会社を約4年で退職し、同じく鞄・バッグメーカーに転職し7年後その工場と取引が決まり彼に再会したのです。
年末の忘年会時で、小さな林さんは変わらず勤めており、しかし少し大きな林さんになっていました。おなかの部分がそれは私も同様でしたがw
お互い年を取り、お腹が出始め、結婚し、子供もいると言った共通項の中
その日は飲み明かしました。
本当に彼は私のヒーローで良い友達だと思っています。
中国人、日本人では無く良い人、悪い人は居て
中国人にこんな良い人が居るんだと思った思い出です。
最近仕事の付き合いが無くその工場へは2年ほど行っていませんが
行く機会あれば彼に会いたいですね。
また、小林の得意技が、ファスナースライダー入れです!
普通ファスナーのスライダーを付け縫製するのですが
生産時ファスナーのスライダー入れ忘れがたまにあり
彼はそれを捻って後入れする技術があるのです。
びっくりです。かなり私の好きな技です。ちょっと手品っぽくて
見てて面白いんです。
やっぱり 中国人だからでは無く中身です。
詳しい相談はこちらで
http://bagsewingconsulting.web.fc2.com/