私たちは毎日、
無数の「選択」をしながら生きています。

何を着るか。
どこへ行くか。
誰と会うか。
そして、
何を使い続けるか。

実はこの
「使い続けるもの」こそが、
一番静かに、でも確実に
人生を形づくっているのかもしれません。

 

特別な出来事より、日常の接触回数

運命を変える出来事、というと
劇的な出会いや、大きな決断を思い浮かべがちですが、

現実を動かしているのは、
もっと地味で、もっと日常的なこと。

毎日触れているもの
毎日目にしているもの
無意識に手に取っているもの

それらが、
知らず知らずのうちに
「自分はどんな人間か」
「何を大切にしているか」
を、脳と心に刷り込んでいきます。

 

財布は、人生観が一番表れる道具

財布は、
お金を入れるための道具であると同時に、
その人の価値観が最も正直に表れる場所。

・丁寧に扱われているか
・必要なものだけが入っているか
・「まあいいか」で選ばれていないか

財布の中は、
お金の扱い方だけでなく
自分自身の扱い方を映します。

だから、
「なんとなく使っている財布」は、
「なんとなく過ごしている日常」と
不思議なくらいリンクしてしまう。

 

使い続ける、という覚悟

新しいものを買うことより、
実はずっと難しいのが
使い続けること

飽きずに。
雑にせずに。
壊れかけたら直して。
時間とともに変化する表情を受け入れて。

それは、
自分の人生を途中で投げ出さず、
ちゃんと付き合っていく姿勢にも似ています。

エヌナンバーが「長く使うもの」を作る理由

エヌナンバーが目指しているのは、
流行を追いかけるアイテムではありません。

持つたびに、
「今の自分で大丈夫」
と、静かに背中を押してくれる存在。

忙しい日も、
少し疲れた日も、
手にした瞬間、
呼吸が整うような感覚。

そんな
人生の伴走者のようなものを
作りたいと思っています。

 

人生は、選び続けたものでできている

人生は、
一度の大きな決断で決まるのではなく、

「これでいい」
「これが好き」
と、選び続けた積み重ねでできていく。

だからこそ、
何を使い続けるかは、
どんな人生を生きたいかと
ほぼ同義なのだと思うのです。

 

年末の吉日。
一年の区切りであり、
次の流れを選び直すタイミング。

もし今、
「そろそろ整えたい」
そんな感覚があるなら、
それは偶然ではありません。

使い続けたいと思えるものを、
自分のそばに置くこと。

それは、
未来の自分を信じる
小さくて、確かな選択です。