ダンクを決める、小さな怪物。 | Pride of football...

ダンクを決める、小さな怪物。

NBA、日本人にとってはまさに夢の世界だ。

現在、日本バスケのレベルが年々上がっていることは事実だ。

高校生の全国大会優勝チームにおいて、1年生でレギュラーを張る選手がいる。

もう少しで、NBAに届くのではないか。といわれる選手がいる。

一昔前の日本では本当にありえなかったことだと思う。

しかし、そんな日本人が今現在1人も届かないレベルにあるのが、NBAである。

僕の専門はサッカーですから、少し話はずれるが、現在日本サッカー界では、世界への進出がどんどん進んでいる。

これは日本サッカー界のレベルが上がっているかに他ならない。

日本サッカー協会の力の入れようにも感謝したい。

指導者を指導するための指導者を育てているのはサッカー界くらいであろう。

そのくらい、日本サッカー協会は日本のレベルアップに力を注いでいるのだ。

これと同じくらい日本のバスケットボールのレベルアップも早く見たい。

その1つの基準としてNBAに出場する選手が出てくる事というのがあるのだと思う。

しかし、それにはまだ少し時間がかかるかもしれない。

というのは、NBAには日本人では考えられない怪物が多く存在するからだ。

コービー、オニール、アイバーソンなど、誰もが知っている選手はもちろんのことだ。

有名な話では、プロ契約する前に「ナイキ」と100億円のスポンサー契約をした選手が射るということだ。

彼はマイケル・ジョーダンの再来といわれるくらいの才能の持ち主であるし、その注目度も半端ない。

そんなスーパースターだけを怪物というのではない。

前置きが長くなったが今回紹介する怪物はネイト・ロビンソンである。

ロビンソンは今、ニューヨーク・ニックスでプレーしている。

昨年のドラフトでサンズから1巡目21位指名を受け、サマーリーグではチームの得点王に輝く。

主力のケガもあって、開幕後も出場機会を増やし、スターターに定着した。

平均約20分の出場で、9得点、1.9アシスト。

21歳のルーキーとして、チーム内で着々と地歩を固めている。

特に、46.1%の3P率(リーグ3位)は立派の一言である。

そんな彼を怪物だというにはそれだけの理由がある。

彼の身長はなんと172センチなのだ。

それだけで驚きだろう。

NBAにおいて、172センチで通用するのだろうか!?

と思われる方も多いだろう。

しかし彼のすごさはそこではない。

172センチで悠々とダンクをきめるのである。

その光景は驚きの一言である。

彼が今後NBAで活躍し、スーパースターと呼ばれる日が楽しみである。

そんなNBAで日本人が活躍する日が来るのがたのしみである。

そんな日本人は日本ではもちろん怪物や天才と呼ばれることとなるだろう。

 
ネイト・ロビンソン