●　３．どうして脱サラしたの？　ベーグルなんて、どうかな？

こんにちは。　中　淑子（なか　としこ）です。

続きです。

色々パン屋さんを調べれば、調べるほど、パン屋って種類も多いし、修行もしてないし、日ごろから作っているわけでもないし。

食パン、あんぱん、カレーパン、クロワッサン、メロンパン、クリームパン、バケット、サンドイッチ。。。。　

こりゃ、無理だな、と正直思いました。

そこで思い出したのが、ベーグルです。

私は、アメリカの大学を卒業しています。

４年生の時に、はまって毎日食べていた、ベーグルを思い出しました。

あの頃、「こんな店が日本にあったら、流行るだろうなー。」と漠然と思っていた店です。

私が通っていた大学は、アメリカ西部の田舎町。

人口７万人に対して、学生が２万人近くいた、学生街です。

広大なキャンパス。　のんびりとした雰囲気と治安の良さ。

何もない町でしたが、学生同士も仲がよく、とても充実したカレッジライフを送りました。

アメリカのパンは、日本のパンと全然違っています。

食パンなどは、サンドイッチのためのパンで、そのまま焼いてトーストで食べる、などということはしませんでした。

当然、パサパサのパンが大量に売っていましたが、サンドイッチにするので、全く気にしたこともありませんでした。

アメリカ食が嫌いではない私は、シリアルだの、ピザだの、マカロニ＆チーズだの、何でも食べていて、特に不満はありません。

そんな時、とうとう町にベーグル屋さんが出来たのです。

今まで、自動販売機で売っているような、カチカチのパサパサのベーグルしか知りませんでした。　ですから、ベーグルって美味しくない食べ物だという認識しか持っていなかったのです。

そこへ、焼きたてベーグルを販売してくれるお店が登場。

そして、ベーグルってこんなに美味しいんだ！って、感動したことを今でも覚えています。

そのころ、まだスターバックスも日本に出来るか出来ないかという時期で、スターバックスも含め、こういうお店を日本に持ってきたら、きっと流行るだろうなーと考えていました。

が、大学を出る前には、外資系コンサルティング会社に就職を決めていたので、ベーグル屋さんを日本に作ろうなどという考えは、夢物語でしかありませんでした。

社会人になって、忙しい日々を送っていた私は、すっかりその事を忘れていました。

今回、今までの記憶や経験を総動員し、何かできないか？と真剣に考えた結果。

これだっ！

と思いました。

旦那に「ベーグルだけだったら、何とかなるんじゃない？」と話たところ、

「ベーグルって何？」

と言われちゃいました。

そうです、旦那はベーグルを食べたことなかったのです。

脱サラ夫婦　自宅の小さなお店
湘南・茅ヶ崎市のベーグル専門店
まるなかベーグル

脱サラ主婦が立ち上げた
湘南パン祭り

茅ヶ崎パン祭り

３．どうして脱サラしたの？ ベーグルなんて、どうかな？