梅雨の晴れ間
みどり市大間々町にあります松源寺へ行ってきました。
こちらは「大間々のあじさい寺」と呼ばれているそうです。
わたしの住んでいる所からは車で1時間20分くらい。国道122号を少し入ったところにあります。
日光へ続くこの道を更に進むと、富弘美術館や草木湖があり、以前は好きでよく訪れていました。
車でないと不便ではありますが、富弘美術館はぜひオススメの美術館です。
よかったらご覧ください↓
そちらを訪れたときのブログはこちら
門をくぐると、本堂に続くまっすぐな参道はあじさいロードに!
まずは本堂にておまいり
ご本尊は聖観音さまのようです。
境内には十三仏供養塔、守り本尊石仏などが設置されています。
紫陽花観音
道元禅師
大黒天と七福神屋根が付いてひと休みできる東屋のようなものもあり、拝観者に優しい心遣いを感じることができます。
御朱印は、この日は書置きで、ご本尊や円空仏などたくさんの種類がありました。
どれをいただこうか迷いましたが、今回は初めてだったのでご本尊のものをいただきました。
こちら、紫陽花の部分は刺繍になっているんですよ。
さて、円空仏について・・・
わたしが訪れたとき、そちらに入っていかれる方がいらっしゃったので、わたしも一緒に拝観させていただきました。
こちらは隣寺の禅桂寺を兼務しており、同寺所有の円空仏薬師如来像を拝観可能なのです‼️‼️
円空は江戸時代の遊行僧であり、木片や丸木を鉈で荒く削った仏像を作る仏師でもありました。現在、全国で約4,500体以上が発見されています。
大間々にも滞在したらしく、薬師如来像(禅桂寺所蔵)と月光菩薩像(小平地区)が2体発見されており、その薬師如来像がいらっしゃいます。
大間々にも滞在したらしく、薬師如来像(禅桂寺所蔵)と月光菩薩像(小平地区)が2体発見されており、その薬師如来像がいらっしゃいます。
↓この写真は、数年前大間々町のコノドント館で展示されていたとき、飾られていたお写真なら撮影してよいと言っていただき、撮らせていただいたものです。
そのときのブログはこちら
全体的に丸みをおび、穏やかな微笑みの仏さま。
その他、円空彫り仏も10数体並んでいました。
あじさいだけでなく、貴重な円空仏も拝観できました。
今はあじさいですが、境内には桜・牡丹・つつじ・藤・紅葉等が植えられ、四季を通して花を楽しむことができるそうです。
ぜひ、また四季の花々と円空仏を愛でに訪れたいと思いました。