先週土曜日、イフタールにお呼ばれされお友達のところに行ってきました。

 

旦那のイフタールは、デーツ、バナナ、野菜ジュース、豆腐。

なんとも質素。

それも自分で用意して、自分一人で食べる。

 

お友達のところでは、パコラ、春巻き、ポテトの揚げ物。

それから、夕食に、マトン、チキンのカレー、プラオ、チキンの唐揚げ、その他にもいろいろ。

そこに、友達の友達からお裾分けもプラス。

 

写真撮るの忘れちゃったよ。

 

パコラ等はたくさん作って冷凍してあるらしい。

冷蔵庫の中は食べ物でいっぱいだって。

 

うちの冷蔵庫、納豆、豆腐、卵、ヨーグルト、キムチ、これらが常備されているだけ。

あっ、ラマダン中はいつも飲まない野菜ジュースが加わっているわ。

 

今週末も来てね、って言われたので、お言葉に甘えて行こうかな??

 

そこのお家には、小児麻痺の子がいるんだけど、もうその子が天使でね。

その子も私達が来るとすごく嬉しがるから来てほしいって。

 

いつも、笑っているんだよ。

みんなが笑っていると(パシュトゥン語で話して笑っているから、私は笑っていない)、自分ことを笑われているかと思って泣いちゃうの。

それと、男どもがお祈りするために部屋から出ると、どこかに行っちゃうと思って泣いちゃうの。

情緒豊かな子で、一緒にいると心が洗われるんだな。

 

私はあの子が生まれた時から知っているんだけど、最近は、食べ物を自分で持って口に持って行くことができるようになったし、手を使うことがしっかりしてきている。

少しずつだけど、自分でできることが増えてきている。

 

毎日、楽しく特別支援学校に通っている。

私は、訓練をすればこの子は、自分の意思をちゃんと人に伝えることができるんじゃないかと思うんだよね。

ウォーカーと車イスの申請手続きもしているし、それらがきて練習をすれば、自分で行きたいところにも自分で行けるしね。

 

 

彼らが日本にいる理由はそれも1つなんだよね。

もう一家族もそう、息子君が同じ病気。

パキスタンにいたら、小児麻痺でお話し出来なかったり、歩けない子はどれだけの補助を国から受けられるんだろう。

 

その子は、数年前大きな手術をした時も、支払った金額って数万円。たぶん、ベッド代とか食事代とかおむつ代とか。ウォーカーも車いすも補助金が出るし、それに毎月障がい者への補助金ももらえる。
福祉に力を入れている北欧とかに比べると劣るかもしれないけど、私が知る限り、日本もそれほど捨てたもんじゃないと思った。
 

 

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