私はいわゆる女系家族に育ったせいか、


あまり男性の心理や生理を理解しないまま


大人になってしまったようにと思います。



父も祖父も一応「名士」と呼ばれる人たちでしたが


穏やかな性格で、母や祖母の方がずっと強く、


私自身、父や祖父に叱られたこともなかったので


「男性は優しいもの」


「でも、いざとなったら強い」


「決断力があるから安心」


「尊敬できるからついていける」


と、勝手なイメージを持っていました。




それで22歳の時、親に反対された人と


無理矢理結婚して


「あれ?????」


「思ってたイメージと違う」


「何でこんなにダメ男なの???」


とギャップに悩んだわけです。




実際、モト夫はダメ男君のジャンルだったのですが


離婚してから、男性というのは、


世界一自分が大変で苦労をしていると思って欲しい人種


だから「疲れたよ・・・」という雰囲気を醸し出してもいいと思っている人種


ニヒルにしていたい、それを「ステキドキドキ」と言って欲しい人種


なのだとやっと気がつきました。




けど、身内(妻や彼女)の立場からしたら、


「けっ、何いってんのよ、かっこつけてる場合か!」


と、つっこみたくなりますね。


そこから亀裂が生まれるわけです・・・。




このことを実感したのは、離婚してから男性の経営者の


友人がたくさんできてからです。


彼らは毎晩のようにうちに電話をしてきて、


今日がいかに大変な一日であったか、


今日どんなに僕は頑張ったか、


と言う話を延々とします。


海外出張中に国際電話をしてきた人もいましたし、


携帯の電池がなくなるまで話していた人もいました。


そして最後に


「頑張ったねって言って!」とせがむのです(笑)。




こっちは思わず「苦笑」してしまいます・・・。


ホント、かわいいですよね。


有名な企業の社長だったりするんですよ。


でも、経営者は孤独なので、経営の苦労をわかって


ライバルになり得ない、話を聞いてくれそうな


私に心を開くのです。


こっちも、友達だから


「もちろん、XXがいつもがんばってるの知ってるよ」


「だからきっと大丈夫だよ」


と言ってあげます。




今思うと疑似恋愛だったのかもしれません。


でも、これを通して、


「そっかぁ、男の人ってこうなんだー」


と、勉強させていただきました。




今、「おおおとこ」君には、身内感情が入っちゃって


100%褒めてはあげられないけど、


「がんばってる、がんばってる!」


「えらいね!」


「すごいねー」


「私にはとてもできないよ」


「かっこいい~!」


という言葉はできるだけ多く言うようにしています。




ちなみに・・・


心理学では「がんばって!」は禁句です。


頑張ってる人にもっと頑張れと言われたら


「え~!もっと?」と思ってしまうし、


「俺の何がわかるんだ!」と逆ギレされるかも


しれません。


私も若い女の子に「頑張ってください!」と言われて


「おまえに言われたくないぞ!」と内心ムカついた


ことがあります・・・。


ダーリンに対するベストな声かけは


いつもがんばってるね」です。