【IPO】

Initial Public Offeringの略語で、日本語では新規公開株式といいます。未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場する前に、投資家に株式を取得させることをいいます。

 

上場予定の企業は将来性を見込まれていることが多いので株価が上がりやすいです。そのためIPOだけを狙った、IPO株投資なるものがあります。

 

IPO株投資とは、“株を買う権利”を抽選で手に入れ、上場初日の初値で株を売ることで利益を出すことです。投資家が購入した公募価格よりも初値のほうが高くなることが多いため、ローリスクでリターンが見込める投資方法といわれます。

 

【PO】

Public Offeringの略で日本語で公募と呼ばれます。既に上場していている企業が追加の資金調達を目的として、投資家に株式を購入してもらう行為のことをいいます。

 

購入の際はブックビルディングといって投資家が割引率を提示し、現在の株価より数パーセント安く購入できるのですが、公募を実施した企業の株価は下落しやすく勝つのが難しいと言われています。

 

 

 

 

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8/28に安倍首相が辞任の情報が出回ると、アベノミクス終了ということで日経平均は一時600円近く下落しました。これから株価がさらに下落するのではと心配される方もいるかもしれませんが、そもそもアベノミクスによる株価上昇は2018年に終了していました。2018年以降はアメリカ株は上昇しているのに対して、日本株は横ばいです。

 

私は実経済が回復傾向に向かっている中で、今回の首相辞任による株価下落が入ったことで絶好の買い場がきたなと思いました。

 

【日経平均:月足】

【NYダウ:月足】

 

また、バフェット氏の日本株購入のニュースが発表されたことから、株価を押し上げようという意図を感じます。

 

 

ただ心配なのは暴騰しているアメリカのIT関連株、アップルの時価総額が200兆円と国家予算なみになっていますが、期待が高まりすぎているように思われます。今後、この高まりすぎた期待を下回るような製品を発表したり、アメリカIT企業の独占に対する欧州の規制が強くなった場合にITバブル崩壊といったようなことが起こるかもしれません。

 

トランプ大統領は選挙が終わるまでは株価下落を許さないと思いますので、それまでは安心と考えていますが、バイデン氏当選という可能性も捨てきれませんので、アメリカの選挙動向は注意深く見守っていく必要があると思います。

 

 

 

 

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タイトルは速読トレーニングとありますが、筆者は内容も理解できて、ごく短時間で読めるようになる方法などないと身もフタもないことを冒頭でいっています。ですが、実際に数百ページの本を10分程度で読み、内容も把握できるといった人がいるのも事実です。では、そういった人がどうやって速読しているのかというと、普段から本を読んでいることと本の情報を予め知っているからだそうです。普段から本を読んでいる人は速読とまでいかなくても、本を読まない人よりは文章を速く読むことができます。何の疑問も抱かない当然のことだと思います。速読となるとさらに事前に本の内容の情報が必要となり、例えば経済の本について速読できるのは既に経済に関する知識がその人にあるからで、経済の知識がない人が同じことをやっても何も理解できないそうです。ではどうすればいいのかというと、脳の活動スピードを上げることにより、速読ができるようとこの本ではいっています。また、文章を読むうえで先読みテクニックが紹介されています。

 

【先読みテクニック】

先読みテクニックとは、1行目の〇を読んでいるとしたら意識的に2行目の×を頭に入れておき、2行目の×を読むときは△を頭に入れておきます。2行同時に読むのではなく、あくまでも読むの1行で次の行は頭に入れておくだけです。これは事前情報を頭に入れておくといった行為になります。冒頭で説明した本の情報を予め知っておくということが、初めて読む本でも実践できる方法だと筆者はいっています。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

××××××××××××××××

△△△△△△△△△△△△△△△△

 

本は一字一句飛ばさず早く読む。脳科学者である苫米地氏ならではの速読方法です。

 

 

 

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「バビロン大富豪の教え」ですが、原作は「バビロンでいちばんの大金持ち」という、1926年にアメリカで発行された書籍を漫画化したものになります。それだけ昔の本がいまなお読まれ続けているということは、資本主義におけるお金の考え方というのは不変だということです。漫画なので情報量は少ないのですが、これからお金を増やしたい人、お金がないと幸せになれないのか疑問に思っている人の経済の入門書として読んで頂けるといいと思います。

 

【五つの黄金法則】

1,家族と自分の将来のために年収の10分の1以上を蓄える者の元には

 黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう。

 

2,黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす

 羊飼いのように賢明ならば、黄金は賢明に働くことだろう。

 

3,黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、

 黄金が離れることはないだろう。

 

4,自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する

 商いに投資をしてしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう。

 

5,非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり、

 己の未熟な経験を妄信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう。

 

以上が本書に示される五つの黄金法則になります。なるほどと理解できる項目も多いのではないでしょうか。次に各項目について説明していきます。

 

①年収の10分の1を蓄える

言葉通り貯金しろということです。貯金せずに全部使い切っているうちは今の生活が改善されることはなく、一生お金に囚われた生活を送ることになります。10分の1を貯金に回しても生活水準は変わらないはずです。10分の1の欲望を我慢できるかどうかがお金持ちへの近道になります。

 

②黄金の勤め先を見つける

お金は働かせることで増やすことができます。そんなこと金持ちじゃないとできないと思われる方がいるかもしれませんが、今は100円投信というような少額からでも始められる投資があります。自分も働き、お金にも働かせるといった考え方が必要です。

 

③助言に熱心に耳を傾ける

これは要するに勉強しろということです。知識がないと何に投資していいかもわからないし、次に続く④,⑤のような失敗したり、騙されたりすることにつながります。現代の成功している多くの投資家も、まずは勉強することを推奨しています。

 

④理解していない商いは黄金は逃げていく

お金に働かせるといっても何も調べずに勘で投資することはギャンブルと変わりません。せっかくお金を貯めても減らすことになってしまいます。

 

⑤甘い誘惑、妄信は黄金が逃げていく

これはギャンブルでお金を浪費したり、詐欺に引っかからないことをいっています。ギャンブルは言わずもがなですが、詐欺に関してはお金を持ち始めると甘い誘惑が増えてくると思います。権力者ならまだしも、私たちに甘い話が回ってくるなんてことはありませんから、そんな話があったときは一度立ち止まって考えてみてください。チャンスを逃すと思うかもしれませんが、投資なんて出遅れるくらいで丁度いいのです。

 

【お金がないと幸せになれないのか】

ここまでお金の話を書き続けましたが、お金=幸せではありません。年収800万円を超えると幸福度は変わらないといわれています。やはり家族だったり、友人だったりといった人とのつながりや健康であることが大事です。ただ、何が言いたいかというとお金がないとそういったことを犠牲にする可能性があるのです。お金がないために子供に十分な教育を受けさせることができなかったり、やりたくもない仕事でストレスを抱えたりといったことは現実にあります。お金に囚われない生活をするために、お金を増やすことが重要なのです。

 

 

 

 

 

 

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あなたは他人の人生に嫉妬したり、自分の人生がつまらないなと思ったことはないでしょうか。

この本はそういった感情はネガティブな側面だけではなく、自分がより向上したいと思っているポジティブな感情の表れだといっています。

 

タイトルにある4つの方法とは、

 

 

①ぶっ飛んだ夢をもつ

まずは、現実的でない夢をあえて持つこと。

②群れる

「群れる」は悪いイメージを持たれているかもしれませんが、ここでいう「群れる」とは自分がなりたいと思っているような人の集団に所属するということです。所属する集団が変わるとセルフイメージが変わります。

③フリをする

夢がかなった自分になりきって、周りの人にできる人間と勘違いさせること。周囲の評価が変わると、本人も成功しやすくなります。

④言葉を集める

脳は言葉の影響を受けるので、ポジティブな言葉を聞くと力が入るし、ネガティブな言葉を聞くと力が抜けてしまいます。セルフイメージを変えるための言葉にたくさん触れることを推奨しています。

 

その他にも仕事のやり方や、人との関わり方を良くするためのヒントがこの本には書かれています。内容も短くまとめられていて読みやすいので、自分の人生を変えてみたいと思っている方は是非読んでみてください。

 

 

 

 

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