グレーのぼかしに赤と青の細縦縞の単衣 白と黒のウロコ柄の昼夜帯 | 風月庵~着物でランチとワインと物語

風月庵~着物でランチとワインと物語

毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

今日はカラリと晴れて、風も穏やかなので、23℃でも少し暑く感じます。

午前中に契約の手続きがあって、銀行へ出向いたので、母の形見の反物で誂えた単衣の縦縞小紋を着て出掛けました。

グレーのぼかしに赤と青の細縦縞の、粋な単衣の小紋です。

数年前に誂えましたが、年齢も関係なく着られる色模様です。

センスが良かった母が偲ばれます。

帯は、モノトーンの白と黒のウロコ柄の昼夜帯を締めました。

レトロな帯で昔の物のせいか、丈が短いので、裏側のお太鼓模様は位置が合わず、締めるのは難しいです。

昔の小柄な人が締めたのかと思います。

それでもモノトーンのウロコ柄の帯は、お気に入りの一本です。

小さめな丸い銀座結びと、赤い帯揚げと帯締めにしたので、レトロ感いっぱいです。

昼夜帯とは、裏表に違う色柄を合わせた帯で、昼と夜を表しています。

一本で二本分が楽しめる帯で、明治から昭和初期にかけて、花柳界や粋筋に大流行した帯と言われています。


黒のレースの長羽織を羽織って、レトロやアンティークな雰囲気になりました。