新しい本を買い求める時に、作者や話題作など、決め手は各々ありますが、私は題名や、背表紙の紹介文の他に、よく表紙の絵柄や、中の挿し絵に興味を持つことがあります。
特に時代小説の表紙の絵柄が大好きです。読んでいる途中で、挿し絵が出てくると、とても楽しくなります。
そんな中、本屋さんで見かけて読み始めたのは、篠綾子さんの時代小説
木挽町 芝居茶屋事件帖シリーズ
これが、主人公と相棒が、役者のような良い男という設定だけあって、表紙の絵柄が、見事な男前なのです。
これは買わずにはいられないと、早速読んだら、実に面白い。
美味しい料理も、毎回出てきて、それはそれは楽しいのです。
一方、読み始めた、宮部みゆきさんの、きたきた捕物帖の主人公は、痩せていて背が低く頭の髪の毛が少なくて、まげが結えないときています。正反対ですが、こちらもまた、愛嬌がある主人公です。
時代小説は、表紙が魅力的です。