着物の上半身のダブつきと衣紋抜き~老けて見えないように | 風月庵~着物でランチとワインと物語

風月庵~着物でランチとワインと物語

毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

今日もお天気がよく快晴で、お日様が暑いくらいです。


少し早いかと思いましたが、着物は単衣の色大島紬にしました。








単衣は軽やかで、やはり袷より涼しいです。大島紬なので、シャリ感もあり、気持ちがよいです。


本来は単衣は5月に入ってからでしょうが、現代の温暖化に合わせて、着物も調整して着てみました。


今日はゴールデンウィークなので、レストランにも着物の方がいらしていました。


袷の着物だったようで、最初は後ろ姿しか見えなかったのですが、80代ぐらいの年配の方かとお見受けしました。


衣紋は、あまり抜いていないようでした。


私は、普段でも結構、衣紋は抜きます。

時代劇の必殺仕事人に出ている加代さんなどの、粋な着物や、衣紋を大きく抜く姿に、憧れています。


冬は寒いので、首にマフラーを巻きます。


衣紋は婚礼衣装が一番深く背中ほどまで抜きますが、普段はそれほど抜かなくても良いといわれています。


人によっては、家や普段着では、ほとんど抜かないという人もいるそうですが、私は、抜いた方が、胸元がピシッとして気崩れず、ダブつかないので、抜くようにしています。


さて、年配に見えたご婦人ですが、トイレに立った時に、ロビーに立っている姿を見て、ちょっと意外でした。もしかして私より若いかもしれません。


着物が焦げ茶色で、地味だったことと、衣紋をあまり抜いていないので、後ろ姿が、だいぶ年配に見えてしまいました。


そして、半幅帯を締めていらしたのですが、両脇の着物がはみ出ていて、上半身が、だいぶダブついていました。


せっかくの着物なのに、とても老けた着方に見えて、もったいなかったです。


衣紋はやはり、ある程度は抜いた方が、着物はダブつかないと思います。


また、着物の両脇も、指で後ろになぞって、帯にしまい込むと、スッキリおさまります。


季節の良い時に着る着物ですから、お年より明るめの色柄の着物を着るのも、お勧めです。


せっかく着た着物で、老けて見えたり、着崩れたりするのは、もったいないです。


トイレは着物の着崩れチェックに最適と言われています。


是非、たくさんの機会に着物を着て、楽しんでください。