今日もお天気がよく快晴で、お日様が暑いくらいです。
少し早いかと思いましたが、着物は単衣の色大島紬にしました。
本来は単衣は5月に入ってからでしょうが、現代の温暖化に合わせて、着物も調整して着てみました。
今日はゴールデンウィークなので、レストランにも着物の方がいらしていました。
袷の着物だったようで、最初は後ろ姿しか見えなかったのですが、80代ぐらいの年配の方かとお見受けしました。
衣紋は、あまり抜いていないようでした。
私は、普段でも結構、衣紋は抜きます。
時代劇の必殺仕事人に出ている加代さんなどの、粋な着物や、衣紋を大きく抜く姿に、憧れています。
冬は寒いので、首にマフラーを巻きます。
衣紋は婚礼衣装が一番深く背中ほどまで抜きますが、普段はそれほど抜かなくても良いといわれています。
人によっては、家や普段着では、ほとんど抜かないという人もいるそうですが、私は、抜いた方が、胸元がピシッとして気崩れず、ダブつかないので、抜くようにしています。
さて、年配に見えたご婦人ですが、トイレに立った時に、ロビーに立っている姿を見て、ちょっと意外でした。もしかして私より若いかもしれません。
着物が焦げ茶色で、地味だったことと、衣紋をあまり抜いていないので、後ろ姿が、だいぶ年配に見えてしまいました。
そして、半幅帯を締めていらしたのですが、両脇の着物がはみ出ていて、上半身が、だいぶダブついていました。
せっかくの着物なのに、とても老けた着方に見えて、もったいなかったです。
衣紋はやはり、ある程度は抜いた方が、着物はダブつかないと思います。
また、着物の両脇も、指で後ろになぞって、帯にしまい込むと、スッキリおさまります。
季節の良い時に着る着物ですから、お年より明るめの色柄の着物を着るのも、お勧めです。
せっかく着た着物で、老けて見えたり、着崩れたりするのは、もったいないです。
トイレは着物の着崩れチェックに最適と言われています。
是非、たくさんの機会に着物を着て、楽しんでください。