バアサンがバアサンにマウント取ってる | 風月庵~着物でランチとワインと物語

風月庵~着物でランチとワインと物語

毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

隣の席のバアサン三人のうち、大声でうるさく喋り続ける隣のバアサン。


同年代と思われる向かい側のバアサンに


「あなたは帽子を被るから、取ると髪がどこも、ベタ~として、どうにもならないのよ。持ち上げるとかして、ふわりとさせないと。私の髪はふわふわだから」


大声の大袈裟な仕草で力説。マウント取ってるし。言われたバアサン、圧倒されて声が小さい。


イヤ…マウントバアサンの髪も、薄くて細いよ。自慢するほどのものではないと思う。


すみませんねぇ、私もニット帽を被ってきたんですけど。


それより最初、私が座ろうとしたシートに防寒具のコートを無造作に広げていたよね。座られないんで、私に指摘されて、すみませんといっていた。


人の髪型がどうのとマウント取るより、自分の行いじゃないかな。


わぁ、うざい。ずっとマウント取ってる。


バアサンになってもマウント取りたいのかねぇ。


聞こえてくる言葉に、ウンザリしてる。


私は、マウントなんか取りたくない。


うひゃ~今度は猿みたいな声出して大袈裟に笑ってる。


マウント取りは、どの年代でも嫌だな。


あぁ?


「私は目がパッチリしてるから。私は目が大きいから。他の人は皆、ブス」


あまりのことに、吹き出してしまった。


どの顔が言う。


思い込み?どこが目が大きい?


他人をブス呼ばわりは、見苦しいな。


聞き苦しいから、静かに話せよ。


ちなみに、高齢になると、目が小さくなっていくと言われている。


自分は女優さんと同じ向きで、写真を取るそうです。


これが吹き出さないで、いられるか。



マウントバアサン、コントか。


これぞ、老害だろうな。


私は、ちゃんとニット帽を被って帰ろ。


今日は氷点下で寒いからね。