大河ドラマ光る君へでも、上流階級の食事のお供に、酒が出てきますが、平安時代には、どんな酒を飲んでいたのでしょう。
平安の酒は様々
澄み酒、濁酒、粉酒(こさけ)、白酒、辛酒など
があったそうです。アルコール度数は低く5%ほどだったといいます。
赤ワインで平均13.5%ですので、その半分以下といったところでしょうか。
その頃の酒は、宮中や貴族、神官や僧侶といった人々が飲むもので、庶民には手が出ないものだったようです。
庶民が酒を飲めるようになったのは鎌倉時代あたりになってからのようです。
たまに、庶民の集まった筵(むしろ)小屋で、酒を飲んでいる場面があったりしますが、どこからか持ってきたのか、はたまた密造か、というところでしょうか。
濁り酒ではなく、澄んだ酒や、甘口の酒もあったと言いますから、これからますます、目が離せません。