絞りの訪問着は格が低くない | 風月庵~着物でランチとワインと物語

風月庵~着物でランチとワインと物語

毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

よく絞りの着物は格が低い、と言われますが、それも一概には言われないようです。


私は絞りの着物がすきで、何枚か持っています。その中でも総柄の絞りは、小紋になるようです。絞りの着物は、お値段が高いと言われますが、総柄の絞りの着物は、小紋と同じだそうです。



一方、振り袖の長い袖の絞りの着物は、格上だそうです。


また、裾が絵羽の模様になっているものは、黒留袖や色留袖と同格、また、肩に模様があるものは、絞りでも訪問着と格が同じだそうです。






今日はホテルレストランの晩餐会に絞りの訪問着を着てきました。


パーティー用に華やかであり、また柔らかな立体感がある絞りの訪問着は、着ていて楽しめる一枚かと思います。


また、総柄の絞りの着物は、よく古着屋さんで、レトロな年代物の絞りの着物が出ています。


今では、あまり作られなくなった、鮮やかな総絞りの着物などが、出ていることがあり、楽しんで着る事ができます。


母が私のために誂えてくれたのも、総絞りのピンクの長振り袖でした。


実はその振り袖も、自分の結婚式のお色直しの時に着ました。


子供は息子だけなので、着る人がいなくて、そのままとってあります。


息子が結婚する相手の方にでも、着てもらえたら嬉しいなと思います。