大河ドラマ光る君への初回から、センセーショナルな展開を引き起こした、藤原道兼は、藤原道長こと三郎の二人の兄のうちの一人です。
この道兼ですが、大層な荒くれ者として描かれていました。
三郎も足蹴にされていましたし、とうとうまひろの母も、刺し殺されてしまいました。
その道兼ですが、父親が言っていたように、これからも藤原家の汚れ役を買って出ます。
ネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、天皇が出家しようとするのを、騙し討ちして出家させて、譲位させてしまいます。
その手はずが巧妙で、あまり気分が良いものでありません。まさに、汚れ役です。 そして 後に七日関白も呼ばれます。
今回、演じる玉置玲央さんは、ドラマ大奥で、誠実で実直な役柄だったので、そのギャップに驚いています。
ただ、汚れ役が三郎でなくて良かったと思っています。
平安時代は戦国のような戦もないと思われるでしょうが、権力争いや呪詛、疫病や飢饉など、なかなか大変な時代です。
そんな世の中が、どのように描かれるか、見応えがあります。