天婦羅に添えるのは、天つゆか塩かで、少し前に大論争が起こったようです。
私は、どちらも食べます。ただ、子供の頃から食べていたのは天つゆで、大人になって食べたのは、塩です。
子供の頃から、天婦羅に塩という人は、珍しいのではないでしょうか。
子供には、やはり天つゆの方が食べやすかったかと思います。天丼のタレに通じる、あの甘じょっぱさは、やはり天婦羅のタレとしては、絶品ではないでしょうか。
そして、いい加減大人になって、ある時、天婦羅に塩を付けて食べることになるのです。
これが、お酒にまた、とてもよく合う。天ぷらのサクサクが、そのままダイレクトに楽しめます。そこに、私の場合はワインを合わせますので、とても美味しくいただけます。
しかし、天つゆが劣るわけでありません。塩をふると、どうしてもムラになりますが、天つゆは均等に付くので、美味しさに強弱のようなことはありません。
また、天つゆは貧乏人の食べ方、などという暴言も、もってのほか。天つゆの美味しさを未だに知らないのかと、耳を疑います。
私は今日は、塩と天つゆ、2つが付きましたので、交互に楽しみました。塩も美味しいですが、やはり均等に行かないところがネックでした。その点、天つゆは、食べる分だけ浸せるので、とても均等に味わえました。風味も良かったです。ワインは、広くなら天つゆ。品種を絞るなら、塩かと思いました。
天ぷらは、天つゆと塩、どちらも上手く楽しみたいと思います。