朝ドラらんまんは、東京編に突入。せっかく決まっていた下宿も、万太郎の標本の荷物の多さに入居を断念。
新たに住みかを探していたところ、大切な標本が入ったトランクを盗まれてしまいました。
運良く見つけたのですが、他人には価値が分からず、燃やされる寸前に発見。そこでやり取りがあったのが、十徳長屋に住む元彰義隊と言われる倉木という男でした。 どうも倉木は酒と博打に明け暮れて、暮らしがすさんでいるようです。
幕末から明治。時代が変わり、高知の自由民権運動とは真逆の位置にいるのが、ある意味 倉木のような元彰義隊の人なのかもしれません。
忘れてしまっているので、彰義隊について調べてみました。
彰義隊(しょうぎたい)とは、幕末期、江戸幕府の征夷大将軍であった徳川慶喜の警護などを目的として結成された部隊。江戸の治安維持を行った。上野戦争で明治新政府軍に敗れた。
そうでした。彰義隊は上野戦争で敗れたのでした。その様子を描いた絵があったと思います。
新政府の発足と共に、華やかな明治時代が幕を開けましたが、その裏で敗れた旧幕府の人たちの苦悩があったわけです。旧幕府軍だけでなく、るろうに剣心のように、ある意味、使い捨てにされた剣士たちもいたことでしょう。
大河ドラマを見ているような、倉木の様子でした。