大河ドラマ鎌倉殿の13人
昨晩は嫌な感じの騙し討ちの出来事がありました。
頼朝への不満から謀反を企てた家臣たち。それを阻止するために義時や頼朝から状況を探るために謀反に加担したと見せかけて加わった上総之介(佐藤浩市さん)でしたが、なんと謀反の見せしめのため、討ち取るターゲットにされてしまいました。
これは史実の通りとはいえ、何という采配だと驚きや憤慨で気分が悪くなりました。
それも、得意なすごろくに興じているときに、いきなり梶原景時(中村獅童さん)に切られ絶命するという展開。
のちに、頼朝のために色々な寄進をするという計画の書き付けが出てきたという、 何とも後味の悪い経過。
私はもう、最初からこの梶原景時という人のイメージが、のちに義経の悪口を頼朝に告げ口して仲を悪くしたと思ってみているので、ほとんど悪役として見ています。
まぁ、後々は景時自身も弾劾、追放の声が上がるのですが。
ただ、予告編でもありましたが、義経が『騙(だま)し討ちで何が悪い』というのが、当時の板東武者の戦い方、考え方 だったそうですのでやむを得ないかもしれません。
確かに義経の連戦連勝は 今まで平家が戦ってきたような戦い方とは違って、奇襲作戦や騙し討ちなど意表を突くものだったそうです。
鎌倉殿の13人を見ているとまだまだ群像劇ですが 、その中にそういう面白さがこれからどんどん出ていくのだと思います。
それにしても佐藤浩市さんの出番がこれからなくなるのはとても残念です。
来週は 菅田将暉さん演じる義経が快進撃を見せてくれそうです。