今日の朝ドラ カムカム、ネタバレありです。まだの方はご注意ください。
デビュー間近でレコーディングの途中で突然 トランペットを吹くのに身体に異変が起こったジョー。それは一時的なものどころか、何ヵ月経ってもトランペットだけが吹けない状態に陥ってしまいました。歩く、食べる、話す、動くことも普通に出きるのに、トランペットを吹くとなると、音がちゃんと続かない。レコーディングどころではなくなり、クリスマスのコンサートも延期になってしまいました。イラつく社長。娘の奈々はジョーを医者の診察を受けさせるために付き添ったりしますが、それが逆に邪推を招き、二人が付き合っていると悪い噂を立てられることになってしまいました。
焦りの中、一向に回復しない自分自身に、ジョーは心配したるいからの手紙にも、返事さえかけません。
とうとうジョ-は大阪へ帰ってくることになりました。
翌日、ナイト&ディの店の外へ出たところで、るいちゃんと出くわした。ところがタイミング悪く社長令嬢の菜々さんが心配して事情を話しにナイト&ディにやって来たところで、三人は鉢合わせ❗
このタイミングは脚本家の仕掛けか。
そして、畳み掛けるようにジョーから、るいへの一方的な別れを告げる突き放すような冷たい言葉。
るいちゃんは背中を向けて帰るしかなかった。
朝ドラ受けで、これは酷いと話題になっていましたが、確かにそうなんです。
が、しかし、当事者でない私だから言えるのと思いますが、もう、愛する るいちゃんを幸せに出来ない。二人でひなたの道を歩けない。ジョは今、絶望のドン底にいるように思いました。
だから、あんな言葉で突き放すしか出来なかった。
ジョーは孤独です。それが初めて、るいちゃんと家族になろうとした。その夢が破れた。
願わくは、岡山のディッパーマウスブルースの世良公則さん演じる定一さんが生きていて、頼っていけたら、相談できたら、と残念に思いました。じい様になった定一さんのジャズ、また、聞きたかったのは私だけではないと思います。
確かにるいちゃんを傷つける言葉を放ったジョーですが、どこか心情を汲み取りたい気持ちもあります。
どうか、ジャズの神様、この先、二人に穏やかな時間をお与えくださいますようにと願わくはいられません。
ジョーの誕生日、12月25日になっていたような。イエス・キリストの誕生日、クリスマスでしょう。皆さんの祝福が与えられ、二人が幸福の道へ向かいますように。