元 F 1 ヤルノトゥルーリの赤ワイン:ヤルノ ロッソ コッリーネ ペスカレージIGT 2014 | 風月庵~着物でランチとワインと物語

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毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

ヤルノ ロッソ コッリーネ ペスカレージ IGT2014




F1ファンの方ですと、思い出すレーサーの名前


元イタリア人F1ドライバー、ヤルノ・トゥルーリーさん所有のワイナリーのワインです。


原産地イタリア アブルッツオ州カペーラ


タイプ赤・フルボディ


格付けI.G.T


ぶどう品種モンテプルチャーノ100%


アルコール度数16.0%


何と、アルコール度数16%❗


この強さはさすがに凄かったです。F1🏁の熱い走りそのものという感じ。


昼過ぎからスタートしたテイスティングワイン3本のうちの2本目にいただきましたが、ランチタイムあとの昼ということもあり、スタッフの皆さんと共に1本無くなりました。アルコール度数の強さを警戒して控えめに、いつもよりゆっくりと飲みました。


マリアージュしたお料理は、森のキノコとソースたっぷりのホテルハンバーグステーキ。他にもテイスティングがありましたのでステーキは控えました。



最高のマリアージュでしたよ🥳

カストラーニのブドウ園は、アブルッツォ州のペスカーラ県、アランノ市の海抜350mの丘にあるそうです。日当たり、涼やかな風、昼夜の気温差、この条件の場所で育ったブドウから作られたワイン、私は大好きです。

元F1ドライバー ヤルノ・トゥルーリはイタリア中部のアブルッツォ州ペスカーラ出身。『情熱のトヨタリアン』と呼ばれていたことで思い出す方も多いかと。お祖父さんがワイン農園を持っていたので、関心があったそうです。スピードと瞬時のテクニックの世界から、ゆっくりと出来上がるワイン造りへ。

とても感慨深く飲ませていただきました。

こちらのワイン、ヤルノ・トゥルーリがヴェネト州のアマローネがお好みだそうで、アブルッツォでも作りたいと陰干し用の倉庫を用意して出来上がったワインなんだそうです。

アルコール度数16%に、陰干ししたブドウの甘味、しかし濃いだけの甘味ではなく、幾つかのドライフルーツを思わせる、また香りも甘やかでロマンチックです。さすが大好きなイタリア🇮🇹。私はこの部分に一番惹かれました。果実味のブルーベリーやラズベリーが時折顔を出します。まるでピットインした時のよう。強さだけではなく優しく柔らかく、しなやかです。それが口当たりの良さに繋がっているのでしょうか。セカンドアタックからはダークチョコレートも感じてきました。終始ヤルノ・トゥルーリ氏本人の雰囲気が感じられるワインかと。頭のなかではもちろん、大好きな パヴァロッティのオペラが心地よく流れていました。

ボトルのエチケットは、スタイリッシュな黒に真っ赤なJarnoの素敵なサイン。F1のエンジン音が聞こえてきそうです。

モンテプルチャーノで作られたアマローネ。イタリアフェアで購入しましたが、お値段8000円を少し抜けました。他のワインも一緒に買ったので、値引きしてもらいました。

大変美味しいイタリアワインです。特にF1ファンの方やアマローネがお好きな方に飲んでいただきたい1本です。

お薦めです。

 

 こちらも最近、いただきました ヤルノトゥルーリ氏のワイン。 緑のエチケットと真ん中の キューピット は イタリアのプロポーズする時の 装飾品の模様だそうです。