イタリアワイン:スペリオーレ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ DOC リンぺルフェット | 風月庵~着物でランチとワインと物語

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イタリア赤ワイン


スペリオーレ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ DOC リンぺルフェット


2016年の赤ワインです。





チキンと野菜のグリルと共にいただきました。






生産者:BUGLIONI ブリオーニ

産地:ヴェネト州、ヴェローナ


品種:コルヴィーナ50% ロンディネッラ25% コルヴィノーネ20% クロアティーナ5%

私的見解

抜栓直後から漂う赤い果実の香り。良く熟れた果実味にバニラのような甘さが重なります。エレガントながら辛口ワインの深さもあるのは、ヴェネト州ヴェローナだけではなさそう。ワイナリーのブリオーニではアマローネ ディラ  ヴァルポリチェッラで使ったあとのブドウの絞りかすを加えて再発酵させたリパッソも作っているそうで、そういう方面から、こちらのワインもこんなに果実味たっぷりなのかな、と思いました。

ファーストアタックは、深い果実味と酸味が、イタリア赤ワインのヴェネト州の地域だと教えてくれます。今日は南イタリアではないワインを飲んでいくんだ、と思うと、そろそろ始まるロミオとジュリエットの舞台を見に行くようです。ヴェローナはロミオとジュリエットの観光地として有名な所です。

セカンドアタックは、甘さの上にほろ苦さと、わずかなタンニンが現れました。余韻は私はやや短めに感じました。そう言っても長くはない、という意味です。お料理を邪魔せず、交互に素材の美味しさを味わえる。そしてまたワインを口に運ぶ。果実味はぶれなく美味しさが増していきます。エレガントでありながらドライ。甘ったるさはなく、スッキリしています。

途中でマリアージュする料理に辛い物もあうというので、それならと鶏肉とカシューナッツの辛味炒めの中国料理を追加しました。ワクチン接種後、二日過ぎましたので、今回は唐辛子もカシューナッツと丸ごと全部いただきました。


ラストアタックは、ほろ苦さは落ち着き、果実味が更に層を増して美味しさのバランスが取れてきたように思います。
ロミオとジュリエットの舞台は進み、クライマックスへ向かうのでしょうか。そのまま飲み続けると一本空けてしまいそうになりますが、スタッフ、厨房の皆さんの分のワインを残しておかなければなりません。美味しくてだいぶ少なくなりましたが、ラストシーンは味わっていただきたいと思います。

スペリオーレ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ DOC リンぺルフェット

2016年、お薦めのイタリア赤ワインです。 

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スーペリオーレ ヴァルポリチェッラ クラシコ DOC リンペルフェット 750ml イタリア直輸入 赤ワイン BUGLIONI(ブリオーニ)